男性は女性の顔に注目する。
「可愛い顔」とか「美しい顔」とかと言って褒めたたりするが、
実は言葉の通りそんな見方をしているのではない。
実際、高齢の女性にも「可愛い顔」とか「美しい顔」の人はいる。
できなぜ男性たちの関心を集めないのかは明らかなはずだ。
それは女性の妊娠能力と関係するからだ。
男性の性は「自分の子孫の数的拡大」である。
だから不倫もレイプなども実行は別にして
本能的には納得出来るのである。
だから女性を見る男性は「健康で自分の子孫を増やしてくれる女性なのか」との見方をしているのだ。
それは人類に限らず下等な動物でもある行為だ。
オスはメスの良し悪しを顔で見るのである。
人類の場合は通常身体の大部分は衣類で覆われる。
だから顔は他の動物よりもウェイトが高くなる。
「動物の身体で一番大切な部分は」という問なら「脳」と答えるはずだ。
脳は身体全体の制御装置だからだ。
でも脳を持たぬ動物もいる。
実は植物を含めて生物の一番大切な器官は口や口に相当する器官なのである。
動物なら食物を摂取することが一番なのである。
だから顔は食物を摂取する口の補助器官で出来ているのだ。
目は食物を発見するために、舌や鼻は腐敗物や毒物を食さないために発達してきた。
発声器官は食物の所在を他に伝達するために
耳はその情報を受信するために発展してきた。
だから声のルーツは食物に原因する。
火の使用を開始するまでは人類は猛獣に無力であった。
それで仲間に危険を知らせる悲鳴の声も生み出した。
女性の甲高い声は悲鳴から生まれたと考えられる。
人類の初期の食物は野草や木の実、昆虫や貝類や海草だったはずだ。
あるとき人類は猛獣によって食い殺された草食動物の死肉を手に入れることがあった。
死肉でも肉は旨かった。今度は死肉ではなく草食動物の肉を手に入れることを考えた。狩猟の起こりである。
人類の脳の発達は二足歩行が直接の原因ではない。
二足歩行の猿人の脳は類人猿と大差がなかったからだ。
二足歩行は脳が増大しても収納できるスペースを確保したことと
発声を容易にしただけだった。
肉食によって脳は巨大化し多種の音声を言葉として発音できるようになったのだ。
しかし狩猟は成人男性の仕事となった。女性たちは子育てとともに集団で暮らしていて子供を放置して狩には行けなかったからだ。
つまり女性は採集、男性は狩猟という職業分化が生ずるのである。
女性は旧態のまま発声を続けたが、成人男性では徐々に声に変化が生じた。
女性の高音は狩猟には適さないからだ。
獲物に甲高い声を聞かせたら逃げ去るからだ。
だから男声はエネルギーを持たない低音となった。
男社会ではより低音の声の持ち主が威厳があるものとして尊敬された。
男社会では甲高い声は女みたいで頼りないとして低評価されてしまうのだ。
変声期前の男の子の声は女の子とさほど違わない。
それは狩猟に参加しないためだ。
農耕時代はたった1万年前からでしかない。
だから声は狩猟採集時代を継承しているのである。
「ボイストレーニングで女声が出せる」という話は詐欺に近いと思っている。
男声と女声が分化して長い年月が経過しているのにボイストレーニングでは無理な話である。
それが可能なら「ボイストレーニングで男声を出せる」という話で女性が信じるだろうか。
ボイストレーニングは男声をもっと素敵な男声にする。
あるいは女声をもっと素敵な女声にする。そんな目的用なのである。
ボイストレーナーなら女声でも男声でも自在に出せるなら納得するがそんな人はいないようである。
一番滑稽なのは女性のボイストレーナーが
「ボイストレーニングで女声が出せる」と講義しているしていることだ。
しかもそれに高額の金まで支払っている生徒までいる。
まるで宗教のようだ。
男性のボイストレーナーが
「ボイストレーニングで女声が出せる」と講義しているなら判るが。
女声を本当に発声させたい人はここにコメントかイイネを残して欲しい。
そんな人たちだけにノウハウをお教えしたいと思っている。
いずれ執筆するつもりなので多数の人に教えようとは思っていないからである。
声の魔法使い 風かおる
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