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2015年02月22日15:50

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この世代の事を、後年、歴史はなんと呼ぶのだろう・・・大フィル定期

またすごい才能が現れた、というのが一番。

大阪 フェスティバルホール
大フィル 第485回定期演奏会
クリスティアン・ヤルビ指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団
ヴァイオリン独奏 三浦文彰
エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
ラフマニノフ:交響的舞曲 作品45

黒川侑、郷古廉、そしてこの三浦文彰。今年で25歳、22歳、22歳という、まさに1990年代生まれ同世代。そこに、三人もの瞠目すべき才能が、この日本に出現しているという事実を、どう思うべきなんだろう。これは、単なる偶然なのか、それとも歴史の必然なのか?

聴いた曲がその印象に影響していることは否めないが、 黒川君をパールマンに、郷古君をクレーメルに擬えたいとするぐすたふくん、今日の三浦君は、まさに「オイストラフの再来」というに躊躇はない。

とにかく、鳴る、鳴る、鳴る、鳴る・・・・鳴る!!神尾真由子嬢ですら持て余したこのフェスの大空間に、隅々にまで朗々と響きわたる太い太い音。大フィルのトゥッティをものともしないで突き抜けるその音に、ぐすたふくん、まさかとは思ったが、ピックアップマイクでつけてるんじゃないかと駒のあたりに目を凝らしたくらい。それがまた、絶妙にコブシを唸る様の、なんとも言えない色気!!

その21歳が、まだ慣れないステージマナー、クリスティアンにヴァイオリンと指揮棒を交換させられて舞台にヒョコヒョコ戻ってくる様のなんと可愛いこと!その奏でる音楽の見せる巨大さとの落差が、まあすごいこと。面白いなあ。
j
少し上の世代が女性ばかり(庄司紗矢香、米元響子、神尾真由子、木嶋真優の1983-1986生まれ4人をあげることに概ね異論はないと思うけど)だったから、この世代に男性が集中しているのが興味深い限り。ぐすたふくんとしては一括りとして、注目していきたいものでありまする。

今日はこれでいいような気がするなあ。クリスチャンのハツラツとした指揮すがた、久しぶりに見れて、嬉しかったです。
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