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2015年02月22日15:09

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永遠の0

見たかったテレビドラマを録画していたので、連続で漸く見た。

映画も見たのだけれど、映画では泣く事は無かった。
嫁さんは泣いていたし、二度見に行っていたけれど、ぼくは泣く事は無かった。
けれども、ドラマでは三話とも泣いたし、最終話ではあっちこっちで泣いたな。

小説はまだ読んでいず、買ってはあるのでこれから読む。

神風特別攻撃隊については、以前より書物にて読む事があった。
また、第二次世界大戦についても、読む事があり、テレビでも我々の少年時代には見る事が多かったと思う。
学校でも普通に原爆被害の写真等クラスに数冊、図書室でなく、置いてあったしな。

その中でも個人的に最も印象深く記憶に残っているのは、特攻で逝ったひとたちの遺書。
そのシーンがドラマに出てきた時、感情が溢れた。
最も記憶していた遺書は、登場しなかったけれど、登場しなかったから何が書かれていたか、また、何を書かずにいわんとしていたか、余計に記憶が鮮明に思い出された。
感情って、こんなに、自らでは御する事が出来ぬ程、溢れる程あって、また、尽きないものなのだな、と思った。

それはすべての現象そのものも同じなのだろうな、と。
終わる事が無い、と言う事は、尽きる事が無い、と言う事に他ならない。
それらを現象として捉えるのか、感情として捉えるのかの違いでしかなく、すべての現象を感情に捉えた場合、当然、ひとの持つ御する力ではどうする事も出来ず、いつまでもいつまでも溢れている中に人が在るだけなのだと、そのような事をも思った。

また、以前、フィリピンの前線に参加していた方から直接聴いた事のある話もありありと思い出された。
その方の息子さんとも知り合いで、その息子さんにお父さんから戦争の話を聴きましたと知らせると、自分は父親から戦争については一言も聞かされた事が無い、と衝撃を受けていた事もまた、ありありと思い出された。
その意味を、その時の戦争の恐怖を話してくれたお父さんの笑顔も。

今も、テロや戦争が地球の各地で行われていて、我々はそれも、知っている。

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=133&from=check&id=3264592&__from=mixi
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