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2015年02月18日01:05

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拡声器を持った広瀬すずに圧倒されるドラマ(ドラマ「学校のカイダン」感想)

 主演の広瀬すずの演技に、猛烈に圧倒されるドラマだ。
彼女が演じる地味で弱虫な女子高生・つばめが、スピーチを武器に
学校を牛耳るプラチナ8と呼ばれる生徒達や、全然教え子を顧みない
教師達に勇気をふりしぼり戦いを挑む。
 その演説場面の彼女の演技は圧巻で、観る者の心を
鷲づかみにする。
 プラチナ8や教師達を恐れ、不本意にも彼らに服従する全校生徒に
訴える。「この変てこな世界を変えたい」と。涙目でおびえながら
声を震わせ、時には怒りや悲しみを爆発させ、時には弱者に優しく
寄り添いながら大声で叫ぶシーンは、心にグッと迫ってくる。
彼女のラジオ番組に寄せられたドラマの感想からも、
その凄さがうかがえる。
「演説シーンを見て涙が止まらなくなりました。
私も以前、空気を読み思いもしない悪口を言ってた事を
思い出したからです。本当に最低」
彼女は言う、「こういう事を思ってもらうために、みんなに
届けたいなと思って演じている」と。その思い、
大勢の視聴者にめっちゃ届きまくっている。
弱い者いじめがはびこる今だからこそ、
つばめの勇気がより一層光り輝いて見えるのだ。
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