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2015年02月09日01:18

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マツモトレイジで育った男。

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それなりの収入がある私が四十路も半分になって週休1のほぼ16時間勤務に励んでいる理由は、ズバリ、プライドである。

私は人一倍負けず嫌いだ。自尊心もかなり強い。それに見合う実力も持っている。

ただ、病気して以来、ほとんどひきこもりのニートみたいな生活でブクブク太ってしまったし、言うだけ番長のような度し難いイヤなやつになってしまった。

それを改めるチャンスに恵まれたので、これをきっかけに漫画家の先生のアシスタントを勤めることになった。社会保険つきの完全就職である。お寺の収入に関する勤務はマンションのオーナーみたいな管理業務なので、アシスタント先からでもPCにアクセスすれば事足りる。従って二足のわらじではあるが、まあ何とかやっていけると判断した。

それにしても画力向上の修行先に選んだ職場で二十数年ぶりに握った丸ペンはほんとうに重い。最初は力の入れ加減に四苦八苦したが、16時間×14日という時間は私に昔の勘を完全に取り戻させてくれた。筋肉は悲鳴をあげ、右肩、右手、右手首は今でも筋肉痛が激しく、整体院でもらってきた湿布を貼りまくっている。

真夜中でも先生の作業の進み具合で駆けつけるため、雪雨が降ろうが、強風だろうが、バイクで市川もしくは浅草から飛ばしていく。その際、防寒仕様のレインスーツを装着した上、時速70キロ前後の猛スピードで飛ばす緊張感で一往復だけで1�圓老擇�痩せるようになってしまった。それとハッキリ言って鬼スケジュール(漫画家にありがちの修羅場)のせいで食事もままならず、今日に至って18�圓盡採未靴拭�

この痩せ方を周囲とコドモたちは末期の癌患者のように激しく心配したけれど、今まで溜め込んだ堕落(脂肪)を一気に捨て去ったので、以前の私に戻ったというだけであった。しかも健康体にも戻りつつある。クスリを飲まなくても血圧は正常だし、顔面痙攣の発作も起きない。おまけに無呼吸症候群による変なイビキのかきかたもしない。これには18日に予定している検診で主治医先生もオドロクことであろう。

やはり病は気から。

気合いと根性で何とか出来るというのはほんとうである。

それは私だけという方々もいらっしゃるだろうけれど、正確には松本零士先生のマンガで育った四十路の男たちの精神性だと思う。現在、松本零士先生は例の盗作騒動でネタにされて笑われてしまうのだけれど、リアルタイムで「銀河鉄道999」のマンガとアニメ、ハーロック、エメラルダス、戦場まんがシリーズなどに親しんできた私にとっては男とは何かを教えてくれた「師」である。マツモトレイジで育った男たちはちょっとやそっとではへこたれないのだ。プライドがあり、努力型であり、迷ったり足掻いたり足を停めたりしても決して夢を忘れない心を持つ。

決して私だけではない。ヨーロッパ先輩さんもそのひとりである。私より彼を見た方が多くの方々は納得するだろう。

私は私のプライドのために復活し、再び戦い始める。



友よ
明日のない星と知っても
やはり 守って戦うのだ・・・
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