マガモ

大和川自然観察会
第８７回「冬のリバーウォッチング・パート３：参加者０人　スタッフ：松下
　今日は朝から雨模様。しかし予報では午前中でやむ様子。とはいえ出足からこんな天気では誰も来ない。
　でもまあ、気を取り直して出発。今日はいつもゴールにしている公園のところから河川敷に入る。河川敷に降りた途端に目につくごみ。誰か知らんが河川敷でパーティーでもしたんだろうか？チキンの袋やらビール瓶やらが散乱する。あいにく今日に限って袋は持って来てない。
　次期、活動にゴミ拾いを入れるべきかなあ…と思いつつ、いつもはあまり行かない阪和線の上流部へ行ってみる。
　すると、川の水際に見慣れない鳥がいる。カモでもサギでもカワウでもない。茶色い鳥。
　カメラを向けると気付かれたか飛び立つ。その飛び方・・・
タカだ！しかもここでよく見るチョウゲンボウではない。もっと大きい！
　あ、オオタカ！　ここでオオタカを見るのは初めてだ。そいつが水際から飛び立った・・・と、いうことは・・・
　同じことを考えてるやつがいた。例の黒いやつ。ハシブトガラスが一羽、二羽、三羽・・・降りてきた。かくなるうえは・・・と靴が濡れるのもかまわず、川に入って行く。
　すると、やはり思った通り。獲物はマガモのオスだった。
　さて、どうするか？あいにく袋は持ってない。仕方がない。ゴミの中から小ましな袋を見つけて収容。そのままリュックに入れて少し早いが切り上げた。
　もう、頭の中はテンションあがりっぱなし。以前、南港野鳥園の動画で、オオタカがとらえた獲物の首を掴んで、水の中に押さえつけているのがあった。今回もおそらくそういう風にして仕留めたのだろう。すごい現場に遭遇したものだ。
　帰ってから昼飯に鴨南蛮を食った。
　見られた鳥：カワウ、アオサギ、コサギ、マガモ、ヒドリガモ、ドバト、キジバト、オオタカ、ヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、アオジ、ムクドリ、ハシブト＆ハシボソガラス