僕は両性類ですが最近驚いたことがあります。
一応男だから腹式呼吸をしていると思ったのです。
でも違ったのです。胸式呼吸だったのです。
男声はエネルギーがないから腹式呼吸だけでは声が遠くに飛ばない。
だから意識的に腹筋まで使って声を出します。
『男は寡黙。女は饒舌』って当然なのです。
発声の仕組みから男性は不自然な形で意識してやっと声を出しているからです。
変声期前の男の子は調べたことはありませんが大人の男性よりはよく話すと思います。
きっと胸式呼吸のはずだと思っています。
人間は肺呼吸ですから胸式呼吸って自然なのです。
呼吸をするときに声を出せばいいだけですからね。
だから女性は呼吸するようにおしゃべりするのですよ。
演歌の先生には「腹式呼吸で腹筋を使って声を出しなさい」と言う方が多くいます。
演歌は会話声だからそんなのありかも知れませんが、絶対に可愛い声は出せません。
違う器官を使ったらだめですからね。
女声を出すために胸式呼吸にするにはどうしたらいいかというと簡単です。
ウェストをベルトかウェストニッパーで締め付けるといいのです。
そうすると腹式呼吸が出来ないから自然に胸式呼吸に変わるんですよ。
呼吸法の次にやって欲しいのは声帯です。
人間は一つの声帯じゃありませんよ。
僕は知らずに使っていたのですが、普通の声帯の上部に仮声帯というのがあるんです。
仮声帯もれっきとした声帯の仲間ですから裏声とは違うんです。
もちろん仮声帯は普通の声帯より高音が出せます。
僕の仮声帯はとても高音でサイレンに間違われるソプラノが出せます。
仮声帯の使い方は難しくはありませんよ。
息の向きを変えるといいだけです。
出来るだけ息を喉の上部に飛ばせばいいだけです。
慣れないと声帯を使ったり仮声帯を使ったりするでしょうが
意識的にそうすることで仮声帯を使えるようになるでしょう。
僕は渋く恐い男声の場合はもちろん仮声帯を使いません。
声帯でもその下部を使うようにしています。
仮声帯を使って「女声を出そう」とは意識しないでくださいね。
「仮声帯を使おう」だけでいいのですからね。
男声は不自然な声、女声は自然な声なんですからね。
それから女声の上達には時間がかかりますよ。
それは男声の発声に慣れていたからです。
でもMTFさんや女装子さんなら一般男性よりは早いですよ。
それは女声に必要な女言葉の知識がおありだからです。
女の赤ちゃんだって最初は女声は出せないのですから
時間は必要だと判ったくれるでしょう。
こんなお色気いっぱいの女声もももちろん胸式呼吸で仮声帯を使っています。
「宝さがし」
http://joysound.com/ex/utasuki/movie/video/_mid_1998289124_index.htm
次回は女声の安定というテーマにしたいと思っています。
がんばってくださいね。
声の魔法使い 風かおる
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