誰かと一緒に美術館に行く。
誰かと一緒に映画を見に行く。
誰かと一緒にラグビー観戦に行く。
何でもいいのだが、誰かと一緒に行動する場合、乗り気がしなくても行かざるを得ない場合がある。浮き世の義理というやつだ。
理由は様々だ。
典型的な例は、会社の行事。
飲み会や、ラグビー観戦など、会社の行事で乗り気で行ったことはほとんどない。
過去にお世話になった昔の上司との飲み会も微妙だ。過去にお世話になったのだから、飲みに誘われれば行けば良いとは思うのだが、私のようにプライベートで多忙な人間にとっては、そのような人との飲み会もついつい後回しにしてしまう。
「消極的なデート」もありうるだろう。
他に付き合っている人がいないから、ある女性とデートに行く。
この人と別れたら、他につきあっている女性がいなくなる恐怖感から、デートに行く。
浮世の義理とはいえ、結局は何らかの計算がある。自分にとって何等かのメリットがあるから、あるいはメリットが期待できるから行くわけで、何のメリットもない場合は行く必要はない。
その観点から、会社の行事に最近は行かなくなった。昔ほど会社の行事への参加が強制されなくなったし、行っても自分に何のメリットもないことがだんだんわかってきたから。
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