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2014年12月04日13:28

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テレビ・ニュースが死んだ日[マスコミに載らない海外記事]

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ラエリアン・ムーブメント
未来を恐れない人々へ : http://www.rael.org

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■テレビ・ニュースが死んだ日[マスコミに載らない海外記事]
 
テレビ・ニュースの死が、正確には、いつ起きたのか、私にはさだかではない。

転落は緩やかだった。キャスター連中が、大企業政治傀儡連中を褒めたり、冷やかしたりして、著名人の欠点を、まともなニュースのごとく扱う、けばけばしく、さまつで、空虚なFoxやMSNBC等の有線ニュース放送局の茶番への堕落は。もし商業テレビが、大企業資金を蓄え、娯楽を提供することが自分達の主要任務だと判断し、カーニバルの出し物として機能しようと意識的に決断した日付を選べと言われたら、それは恐らく、イラク戦争への呼びかけに反対していたことを理由に、MSNBCがフィル・ドナヒューを番組から外した日、2003年2月25日になるだろう。

ドナヒューとビル・モイヤーズは、全国ネットワーク最後の誠実な人物、イラク戦争への突進に疑問を呈する人々の視点を代表していた、たった二人の主要TVニュース・キャスターだ。MSNBCの創設者で、戦争で莫大な利益を得る軍事企業、ゼネラルエレクトリックとマイクロソフトには、反対意見を大目に見る意図など皆無だった。ドナヒューは馘首され、PBSではモイヤーズが大変な圧力に曝された。マスコミに流出したMSNBC社内メモには、ドナヒューが局のイメージを傷つけているとあった。彼は“戦時のNBCにとって、公的な顔としてはまずい”だろうとメモにあった。ドナヒューは二度と放送に戻らなかった。

商業マスコミに現在君臨している、自称リベラルなり保守派なりの著名キャスター連中は、皆大企業が書いた同じシナリオを読んでいる。彼等は同じゴシップを歪曲して伝えている。大企業国家が無視されて欲しいと思っていることは無視する。彼等は、大企業国家が提唱するものを提唱する。連中は、大企業権力構造に疑問を投げかけたり、そういうものがあると認めたりはしない。連中の役割は、アメリカの死に体の政治体制へと、視聴者のエネルギーを注ぎ戻すことだ。民主党や共和党は大企業の手先ではないと我々に思い込ませることだ。有線ニュース番組の大げさなキャスターの仕事は、我々を怯えさせることだ。自称リベラル派やら、自称保守派やらは、ゴールドマン・サックス、バンク・オブ・アメリカ、ゼネラルエレクトリックや、エクソン・モービルの利益に反する投票は不可能な様に不正に操作された政治制度の一環だ。これら大企業は、脅しを基本とするプロパガンダの見返りに、著名ニュース・キャスターに、何百万ドルもの給料を惜しみなく支払っている。連中は自分達のショーを儲かるものにしている。戦争があると、こうしたニュース・キャスターは、年に500万ドル稼ぐと推定されているクリス・マシューズが他のMSNBCや、フォックス・ニュースのキャスター連中と一緒に行なったと同様に、チアリーダーとして“愛国的”役割を演じる。

こうした有名人や、通常、退職した将軍や政府高官からなるゲスト連中が戦争について、とんでもない間違えをしても全く問題はない。拘束されない大企業資本主義や、グローバル化の不思議についてのフランシス・フクヤマやトーマス・フリードマンの言説がいかに間違っていようと全く問題にされないのと同じだ。昔も、そして今も、大切なのは、テレビ・広告業界で、テレビし好度として知られているものであり、誠実さや真実ではない。テレビ・ニュース有名人は、ジャーナリズムでなく、売り込みが商売だ。連中は、大企業国家イデオロギーを売り歩いているのだ。しかも余りにも多くのアメリカ人がそれを真に受けている。

不都合な情報を排除する嘘も、嘘にはかわりない。こうした著名ニュース・キャスター連中は、大企業権力と自分達の共謀を暴露するようなことには決して触れない。連中は、アメリカ国民を拘留し、法の適正手続きを奪う為に、政府が軍隊を使用することを認める条項、国防権限法の1021条については語らない。連中は、令状無しの盗聴や、アメリカ国民暗殺の大統領命令等の行為を可能にした、アメリカ人の最も基本的な市民的自由の廃棄を非難することはない。連中は、この地球を包み込みつつある危機を、長い時間をかけて、気候科学者に説明させようとはしない。連中は、化石燃料業界の生態系に対する無謀な攻撃と対決することはない。連中が、アメリカの都市や地方の、人目につかないようにされた、貧しい人々や、イラクとアフガニスタンの戦争や、ウォール・ストリートの大企業の腐敗についての長編ドキュメンタリーやニュース報道をするのは極めて稀だ。彼等が給与を貰っているのは、それゆえではない。彼等は意味ある議論を封殺することで金を貰っているのだ。連中は、大企業支配(コーポラティズム)に対する、アメリカで最も鋭い批判者達、例えばコーネル・ウエスト、メディア・ベンジャミン、ラルフ・ネーダーやノーム・チョムスキーらの信用を傷つけたり、無視したりすることで金を貰っているのだを。連中は、何時間も、くだらないおしゃべりをして、我々の頭を不条理劇で満たすために金を貰っているのだ。彼等は、ライバル局のクリップを見せて、それを、そしてライバル局を、お互いに馬鹿にする。テレビ・ニュースは、ルドヤード・キプリングによる“ジャングル・ブック”中のバンダル-ログ猿の描写そのものだ。完璧な自己陶酔、規律の欠如と、並外れたうぬぼれで、一斉に唱える為に、ジャングル中の他の動物達から、バンダル-ログ猿は正気でないと見なされていました。“我々は偉大だ。我々は自由だ。我々は素晴らしい。我々はジャングル中で一番素晴らしい人々だ! 我々全員がそういうのだから、真実に違いない。”

最近ニューヨークのドナヒューに電話をした際、彼は番組の終わり頃、局が彼にかけた圧力について話してくれた。“不条理なものへと発展していた。”彼は続けた。“番組に、リベラルを一人出演させるなら、保守派を二人出演させなければいけないと言われた。私はリベラルと見なされていた。リチャード・パールなら一人で出演させられただろうが、デニス・クシニッチではそうはいかない。戦争への準備期間中に、不人気な側に付く事に対し、商業マスコミが抱く、途方もない恐怖感を感じた。また当時ゼネラルエレクトリック最大の顧客が、ドナルド・ラムズフェルド[当時の国防長官]だったことを忘れてはならない。エリート・マスコミは、エリート権力を売りにする。他の意見は報道しない。”

ドナヒューは、MSNBCを辞めた後、四年をかけて、共同監督/プロデューサー、エレン・スピロと一緒に、イラク戦争で体が麻痺した退役兵トーマス・ヤングについてのドキュメンタリー映画“Body of War”を制作した。ドナヒュー自身が資金を出した映画は、ネーダーと一緒に、ワシントンD.C.のウォルター・リード陸軍医療センターのヤングを見舞いにいった時に始まった

“モルヒネを投与されて、青年は横たわっていた”ドナヒューは言った。“我々がベッドの横で見下ろしながら立っていると、母親が彼の負傷を説明してくれた。‘彼はT-4です。銃弾は鎖骨から入り、肩甲骨の間を抜けました。乳首から下が麻痺しています。’彼は憔悴していた。頬骨が突き出ていた。寝ている敷布同様に真っ白だった。彼は24歳だった。…‘皆これを見るべきだ。これは大変だ。’と思った。 ”

イラクやアフガニスタンで戦った兵士が身内にいるアメリカ人は極めて少数で、ましてトーマス・ヤングのような個人的犠牲を払う人は一層少ないとドナヒューは言う。“誰も痛みを見ていない”彼は言う。“戦争の好ましくない部分は隠されてしまう。”

“私は言った。‘トーマス、痛みを見せる映画を作りたい。戦争とは本当は一体どういうものかを見せる映画を作りたいが、あなたの許可がないと、作れない。’ ”ドナヒューは思い返した。“トーマスは言った。‘私も。’ ”

しかし、またしても、ドナヒューは大企業の壁にぶつかった。配給業者は映画を扱いたがらなかったのだ。評論家達から絶賛されてはいても、映画は余りに気がめいるもので、元気が出ないと、ドナヒューは言われた。配給業者は彼に聞いた。車椅子の人の映画を見たがる人がいるだろうか。ドナヒューは何とかシカゴ、シアトル、パーム・スプリング、ニューヨーク、ワシントンとボストンでの上映にこぎ着けたが、上映期間は痛々しいほど短かった。

“全面広告を出す資金はなかった”彼は言う。“ハリウッドでは、映画そのものより宣伝に多くの金をかけることがよくある。それで映画はだめになった。今は平和団体が上映してくれている。マイアミで平和を目指す退役兵士大会を開催した。私は失敗することには慣れている。それでも、実に多くのアメリカ人が黙ったままでいることには、あぜんとしている。”

クリス・ヘッジズのコラム記事は、Truthdigに毎週月曜日に掲載される。彼は中米、中東、アフリカやバルカン半島で、ほぼ20年間、海外特派員とし て過ごした。彼は50以上の国から報道しており、クリスチャン・サイエンス・モニター、ナショナル・パブリック・ラジオ、ダラス・モーニング・ニューズ や、ニューヨーク・タイムズで働いたが、ニューヨーク・タイムズでは15年間、海外特派員だった。

老害政治家の長い病院生活で、(ファシズム傀儡)政党諸派が再編するという報道。
報道されている党派、すべて傀儡、どのように組み合わせが変わったとて、売国奴の正体は変わるまい。彼等の躍進は、庶民にとっては地獄でしかない。
大本営が推奨しない絶滅危惧種政党の躍進なしには、地獄世界到来は必至。

伝説のTVキャスター、マローのことを書いた記事『9/11後のマスコミにおける、現代版赤狩り』を思い出した。

アメリカの様子は知らないが、まともな日本人ジャーナリスト達が排除される様子は、リアルタイムでみてきた。いずれも皆、宗主国による理不尽な行為の暴露にまつわる活躍をされた方々。政治家も同じだろう。

大森実:
1965年10月3日朝刊に「米軍が北ベトナム・クインラップのハンセン病病院を爆撃したことは、北ベトナムの撮影した記録フィルムから見て事実だ」とする記事が掲載された。これに対して駐日アメリカ大使のエドウィン・O・ライシャワーが「全く事実に反する内容」と大森を名指しで批判する事態に発展した。毎日新聞側は当初「報道は正確である」と主張したが、大森は翌年1月に、毎日新聞の姿勢について「自分の報道を事実上修整した」として退職した。

田英夫:
『JNNニュースコープ』の初代のメインキャスターとなり、1968年3月まで務めたが、降板させられた。報道姿勢そのものを反米的と見なした政府筋、自民党及び福田赳夫幹事長が、TBS今道社長を自民党本部に呼んでTBS首脳部に圧力をかけたからだとされている。

最後の放送では降板の経緯に触れることなく「それではみなさん、また明日」を「それではみなさん、さようなら」と言い換えるのみでTV画面から去った。1970年同社を退職。

西山太吉氏:
1972年、沖縄返還時の日米間の密約を暴露した。後に民主党議員となった当時東京地検特捜部の検事佐藤道夫が書いた起訴状の文言が有名になった。
「地検特捜部」そして「民主党」、今やおなじみの走狗。

TPP問題解説に孫崎氏を登場させる民放番組をみて感心したが、案の定、国営放送中継で、売国奴・大西英男衆院議員が理不尽な弾圧した。
考えてみれば、現首相、国営放送の従軍慰安婦番組にイチャモンをつけて、無理を通した立派な実績がある。

まともな番組を潰すのが、属国傀儡政治家、大本営広報部の職務。

IWJの岩上安身氏も、TPPに触れたその日に、常連番組を下ろされたとおっしゃっている。究極の売国政策TPP、それほど必死になって隠さないといけない程稀代の悪策。

「杉並からの情報発信です」他の皆様による「市民ネットメデイアグループ」合同インタビュー、ゲスト元外務省情報局長孫崎享氏、テーマ「TPP参加問題と大西英男自民党議員による「言論封殺」」がネットでみられる。大本営広報は見ず、こちらをこそ見るべきだろう。76分58秒



まともな意見が排除されるのだから、残ったものはカス・ゴミなのだ。言い換えれば、終日電気の箱から流される報道なるしろもの、紙の束に印刷されている記事なるしろもの、本質は全て洗脳プロパガンダに過ぎない。

“誰にも痛みを見せず”“属国支配の好ましくない部分は隠されてしまう。”

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-b8f9.html

科学は愛です・ラエルサイエンス
http://groups.google.co.jp/group/rael-science-japan?hl=ja

日記を読んでいただきありがとうございます。

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