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2014年11月26日00:01

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いよいよロードディスク時代ですよ!

■ いよいよロードディスク時代ですよ!

いえいえ、クマジジイが言っている分けではありませんよ、でもね、シマノの勢いからして、そして、完成やメーカーやフレームメーカーの新しいムーブメントとして、ディスクブレーキ台座突きカーボンフレームが増えていて、かなり普及しそうな予感があります。

ディスクブレーキと言えばMTBやクロスバイク、最近ではシクロクロスバイクも、ハイドロフォーミング(油圧)とブレーキケーブルで操るメカニカルのディスクブレーキが普及しています。ロードの方が長い時間ブレーキングする事になりますから、ディスクブレーキの耐フェード性は実現されているそうです。

熱くなったディスクの安全な取り扱い、車輪の着脱やローター無しの状態でブレーキレバーを引かないなど、今までのろー土曜ブレーキと違う取り扱いの知識とテクニックがライダーに要求されます。

それがロードレーサーにまで普及しようとしています。コルナゴはすでに油圧ディスクブレーキのフラッグシップのロードバイクをリリースして話題となりましたが、2014年はシマノのアルテグラの油圧ディスクが装備されたモデルがリリースされています。

シマノは2014年に入ってプロショップのスタッフ向けのロード用に開発されたディスクブレーキの、取り扱いセミナーを各地で開催しています。ついに11月26日に関東地区のプロショップ向けのセミナーを北千住で開催します。

スポーツバイクファクトリー北浦和スズキとふじみ野スズキのスタッフと、取り扱いのセミナーを受けてきます。MTBのディスクブレーキの取り扱いはすでに何度も経験しているので、そう違ったポイントは無いとは思いますが、ロード用歯どこが違うのかを確認できると思うと楽しみです。

まだまだロード用のディスクブレーキには未知数の部分があるとか、MTBのディスクブレーキの取り扱いをマスターしているメカニックほど心配しています。何ゆえロードもディスクブレーキが必要なのか。

それをロードのお客さんへも伝える事がスタッフの仕事になるので、疑問点はセミナーでしっかり解決しておかないといけません。ディスクブレーキはリムブレーキのような、水にリムやブレーキパッドが濡れて、ブレーキングがルーズになる傾向を解消できます。

ドライでもウエットでもブレーキフィーリングの変化が小さくなり扱いやすくなります。カーボンリムもアルミリムも、ブレーキパッドがリムサイドへ接触しないので、リムの寿命と言うよりホイールの寿命が飛躍的に伸びるのも大きなメリットです。

メカニカルのディスクブレーキはブレーキレバーを引いて、ブレーキが利くフィーリングはほとんど同じで、レバーを引き絞って行けばグイグイと利きます。これは11段になったコンポーネントの、3支点の新型デュアルピボットブレーキと同じようなフィーリングです。

最もディスクブレーキの性能を発揮するには、やはり油圧ディスクブレーキです。というのも、シマノのデュアルコントロールレバーには、ブレーキレバーの構造の中に、初期のブレーキレバーの引きで最大のストッピングパワーを発揮しない設定のモジュラーを組み込んでいます。

じわじわとブレーキレバーを引いて行くと、強力に利き始める安全でコントロールしやすいブレーキに演出されています。ブレーキングを開始すると前輪荷重になって前輪タイヤを路面へ押し付けて、後輪タイヤは路面から浮き上がる方向へ力が働き、後輪をスリップさせてしまう可能性が高まります。

パニックブレーキをかけても、後輪ホイールをスリップさせにくい設定ということです。ラインの長さの調整、オイルの入れ替えの方法、フレームやフォークの台座の取り付け位置の定着、リヤエンド幅が135mmになること、ブレーキパッドやローターの交換時期の見極め、ブレーキレバーのストロークの調整など、カチッとしたレバーフィーリング、色々な課題をマスターして、ディスクブレーキの良さを引き出せるメカニックにならなくちゃ。

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