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2014年11月25日01:36

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竹島ファンタジー館へ行った

愛知県蒲郡市は世界遺産に指定されてもおかしくないほどの観光地だ。

三ヶ根山の頂上には有名なホテルの廃墟があり、A級戦犯の墓・愛国七士廟がある。
麓にはかぼちゃ寺と癌封じ寺がある。
延命山大聖寺大秘殿、金剛寺のような珍寺もある。
ついでにHISが運営に乗り出したラグーナテンボスもある。

だけどいちばんのお勧めは「竹島ファンタジー館」だ。
竹島と言っても、韓国が不法占拠している日本海の島ではない。
蒲郡の500mおきにある歴史ある島のこと。

ここは以前「蒲郡ファンタジー館」という名前だった。
惜しまれつつ2010年に閉鎖した。
それが今年の8月、経営者が変わりリニューアルオープンした。

閉館前に訪問したときの日記↓
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1350067420&owner_id=614168


まずは隣の海産物市場へ。
刺し身やウナギ、焼き魚などが売っている。
食堂もあって、ご飯と味噌汁だけ頼んで、買った魚と一緒に食べることもできる。
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それはいいのだけど、以前のおみやげ屋さんのほうがよかった。
がら〜んとした建物で、エビせんべいぐらいしか売っていなくて、BGMが三波春夫の「蒲郡ふるさと音頭」だった。

1000円の入場料でファンタジー館に入場する。

以前は秘宝館のような怪しい雰囲気だった。
リニューアル後はファミリー客に考慮した演出がなされている。
アニメとスタンプラリーで、単なる通り抜けじゃなくてストーリーを持たせている。
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照明も虹色の昭和的スポットライトからLEDの落ち着いたものに変わった。
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裸のマネキン人形は隠されていたし。

でも貴重な貝を5000万個も、惜しげもなく貼り付けた幻覚ワールドは健在だった。
とくにオウム貝のトンネル。
ワシントン条約で輸入が禁止された貝がびっしりと壁に埋まっている。
点滅する光は、あきらかにパワーアップされている。
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竜宮城のコーナーでは乙姫さまと浦島太郎が健在だった。
黄金の橋が作られていてゴージャスになっていた。
でもお子様むけのアニメが壁面に写され、浦島太郎も回転していない。
以前の「♪むかし〜むかし〜浦島は〜」の歌といっしょに、マネキン人形の乙姫さまとチンケな浦島太郎がゆっくりと回転するシュールな光景は、もう見られないのか。
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クライマックスの壁一面を貝だけで造形した龍神様は健在だった。
これはもうアウトサイダーアートの傑作だ。
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最後の鉱物と貝の標本展示も健在だった。
今となっては貴重なものがたくさん、無造作に並べてある。
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ということで「竹島ファンタジー館」は、若干のパワーダウンはしたけど、やはり魔界の街・蒲郡を代表する観光スポットとして復活していた。
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帰りに「ショーワ百貨センター」へ行った。
そしたらシャッターが閉まっていた!
閉店したのだろうか?

せっかくファンタジー館が復活したのに。
また新たな苦悩を抱えることになった。
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