【報知映画賞】の予想

　
映画賞シーズンの本格的な幕開けとなる 【報知映画賞】 が、恐らく今月中に発表されることでしょう。
例によって、予想をアップしておくことにします。

ノミネート一覧は、下記の通り。
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20141112-OHT1T50312.html

で、予想は、というと。

■　作品賞・邦画部門　■　
　　◎本命･･･　「蜩ノ記」
　　○対抗･･･　「永遠の０」
　　△ 穴　･･･　「ぼくたちの家族」

■　監　督　賞　■　
　　◎本命･･･　呉 美保　　　「そこのみにて光輝く」
　　○対抗･･･　小泉堯史　　「蜩ノ記」
　　△ 穴　･･･　山崎　貴　　 「永遠の０」　「ＳＴＡＮＤ　ＢＹ　ＭＥ　ドラえもん」　「寄生獣」

※「紙の月」 の吉田大八監督も有力かと思ったのですが、２年前に 「桐島〜」 で受賞しているため、外すことにしました。（絞りきれないため、無理やり理由づけして）

■　主演男優賞　■　
　　◎本命･･･　役所広司　　「渇き。」　「蜩ノ記」
　　○対抗･･･　浅野忠信　　 「私の男」　
　　△ 穴　･･･　大泉　洋　　 「青天の霹靂」　「ぶどうのなみだ」　「トワイライト　ささらさや」

■　主演女優賞　■　
　　◎本命･･･　池脇千鶴　　 「そこのみにて光輝く」
　　○対抗･･･　宮沢りえ　　　「紙の月」
　　△ 穴　･･･　二階堂ふみ　「ほとりの朔子」　「私の男」

■　助演男優賞　■　
　　◎本命･･･ 菅田将暉　　「そこのみにて光輝く」　「闇金ウシジマくん Ｐａｒｔ２」
　　○対抗･･･ 池松壮亮　　「紙の月」　「海を感じる時」　「ぼくたちの家族」　等
　　△ 穴　･･･ 藤原竜也　　「神様のカルテ２」　「るろうに剣心」（京都大火編，伝説の最期編）

■　助演女優賞　■　
　　◎本命･･･ 原田美枝子　 「ぼくたちの家族」　「蜩ノ記」
　　○対抗･･･ 小林聡美　　　「紙の月」
　　△ 穴　･･･ 黒木　華　　 「小さいおうち」　「銀の匙　Silver Spoon」

※「トワイライト　ささらさや」 の感想日記に ” 本映画賞で受賞するかも ” と書いた富司純子さんのお名前も挙げたかったのですが、激戦だったため、悩んだ末････。

■　新　人　賞　■　
　　◎本命･･･ 上白石萌音　　「舞妓はレディ」
　　○対抗･･･ 劇団ひとり監督　　「青天の霹靂」
　　△ 穴　･･･ 大原櫻子　　「カノジョは嘘を愛しすぎてる」 　「舞妓はレディ」
　　　　　　　　　門脇　麦　　 「愛の渦」　「闇金ウシジマくん Ｐａｒｔ２」　「シャンティ デイズ」
　　　　　　　　　高橋メアリージュン　　「闇金ウシジマくん Ｐａｒｔ２」　「るろうに剣心」 他
　　　　　　　　　小松菜奈　　「渇き。」　「近キョリ恋愛」

※助演女優賞以上に大混戦なのが、本賞。 こんなに候補を挙げるなんてどうかしてるし、予想になっていませんが、誰が獲ってもおかしくないと思えるレベルなので、仕方ありません。 誰が受賞しても、文句なしです。

■　作品賞・海外部門　■　
　　◎本命･･･ 「ジャージー・ボーイズ」
　　○対抗･･･ 「チョコレートドーナツ」　
　　△ 穴　･･･ 「アナと雪の女王」

※本賞は前年の１２月から本年１１月までの公開作品が対象であり、昨年１２月が初日だった 「ゼロ・グラビティ」 も候補に含めたいところですが、絞りきれないため、他作品に比べ、” 少し、旬ではないかな ” というこじつけ的な理由で外すことにしました。

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まず、ぼやきから。
作品賞・海外部門でアカデミー作品賞を受賞した 「それでも夜は明ける」 がノミネートすらされてなくて、目を疑いました。 特別に応援しているというほどではないのですが、ちょっと首をひねらざるを得ません。
また、主演女優賞部門で北川景子（「抱きしめたい」）、助演女優賞部門で大塚千弘（「東京難民」）の名前が漏れているのが、残念。 どこかの映画賞で評価されますように。


今年はまだ、流れが全然読めません。
各映画賞で、受賞者・受賞作品が、かなりバラけるかもしれません。
まあ、それだけ多くの映画人の喜びの声を聞けるので、歓迎すべきかとも思いますが、予想屋としては、大変（笑）。
さて、どうなりますやら。

デビュー作の 「大阪物語」 で魅了され、以来ずっと応援している池脇千鶴さんが最優秀女優賞に輝いた 【ＴＡＭＡ映画賞】 の授賞式が２２日（土）に開催されました。
昨年、一昨年と連続で参加。 今年ももちろん行きたかったのですが、さすがに３年連続は難しく、残念ながら････。
ヨコハマ映画祭か高崎映画祭、それからキネマ旬報ベスト・テン辺りで受賞したなら、どうするか、また激しく悩むことになりそうです。

予想が合っているかどうかは、二の次。
各部門で、納得のいく選出結果となってくれれば。
受賞結果の詳細はネットのニュースでほとんど読めますが、それでもコンビニでスポーツ報知を買わずにはいられないぐらい嬉しい選出となりますように。

楽しみな季節がやって来ました。