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2014年11月05日16:04

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「マダム・マロリーと魔法のスパイス」

 
料理ものは好物なので、観に行くことを早々と決めてからは、事前情報をほとんど入れずに公開日を迎え、ミニシアターの座席につきました。

期待通り美味しく鑑賞した後、エンドクレジットをチェックしてみると、監督は、「ギルバート・グレイプ」 や 「サイダーハウス・ルール」 のラッセ・ハルストレムではないですか。
そして、プロデューサーには、スピルバーグの名前も! なんでも、ストーリーに惚れ込んで、プロデュースを買って出たらしい。

この辺りの事を鑑賞前に知っていたなら、無意識にハードルを上げすぎていたかもしれません。
良い条件で楽しむことが出来ました。

マダム・マロリー役は、「クィーン」 でアカデミー主演女優賞を獲得したヘレン・ミレン。
さすがの演技力ですが、彼女に負けぬぐらい、インド人の若き天才料理人・ハッサン (マニッシュ・ダヤル) と、彼が恋する美人シェフ・マルグリット (シャルロット・ルボン) を演じた2人が、とにかく魅力的で。 数々の絶品料理にも引けを取らないぐらい輝いていました。

南フランスの田舎で長年、ミシュランの星を取り続けてきたマダム・マロリーの店は、念願だった、星の数を増やすことが出来るでしょうか。

その結果を知らせる電話が、月曜日の午後7時にかかってくるというのは、興味深いプチ・トリビアでした。

本作は、実名を出すに当たって、恐らくミシュランの許可を取っている筈。
料理店に例えて、三つ星級、とまでは言えぬまでも、ミシュランが一つ星を与えてもおかしくないぐらいの映画にはなっていました。

いつかは一度、ミシュランの星を得たお店で、美食を味わってみたいもの。


 
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