柿田川湧水公園と養老天命反転地行ってきました

夏季休暇を利用して、静岡県三島市の柿田川湧水公園（一泊）と岐阜県養老の養老天命反転地（二泊）行ってきた。

柿田川湧水公園は、富士山の融雪が地中にしみこみ、湧水として噴出しているところで、昭和の名水百選に選ばれているところなので、山奥の湧水を想像していたが、何とショッピングセンターの国道を挟んだ隣にあり、ちょっとがっかり。しかも、工場の横にあったので、20年くらい前はどぶ川になっていた川を市民運動できれいに復活させた場所とのこと。

三島駅前はそれほど有名な観光ポイントがないにも関わらず、表参道にでもありそうなフレンチやイタリアンの個人経営のおいしそうな店がいくつかあり、ちょっとびっくり。海沿いで、新鮮な魚が取れるからだろうか。寺や神社も多いので女性と行くと良いかもしれない。

次に電車を乗り継いで、岐阜県養老の養老天命反転地に行ってきた。

1995年設立で、芸術家の荒川修作氏が作った建造物が無造作に置いてある巨大な公園（写真左）この公園は基本的にフラットな空間がなく、でこぼこの坂か、迷路（写真左）か、傾いた坂（写真中）しかない。つまり、わざと歩きにくくさせてその不便さを楽しむところ。公園の周りを歩く長い通路があり、一周できるかと思ったら、最後は行き止まりという面白い仕掛けもあった。

夏季休暇中にも関わらず、客の少ないのにもびっくり。私が行ったときは客が10人くらいしか居なかった。食堂の人に聞くと、開園当初はイベントなどでにぎわっていたが、最近はめっきり客が減ったという。こういう公園は定期的にリニューアルしないと客に飽きられる。このままだと数年後には赤字で閉園になるかもしれない。

公園に隣接する養老の滝にも行ってきた。（写真右は滝の下の川で撮影。やや寒かったが、川の水は冷たく気持ちよかった。水量が少なく泳ぐことはできないが水浴びは可能）片道4.7kmの登山コースもあり、山好きにもお勧めの観光地である。