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2014年07月21日21:29

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ポオの小説の挿絵で初めて出会ったハリー・クラーク。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%AF

小学生の時は上から七枚目の「沈黙」の挿絵を非常に気に入って、らくがきノートに模写しつつ、そこから自分の世界を広げて独自の暗黒世界を描いていた。細かいところまで描き込む行為そのものにたまらないほどの快感を覚え、特に植物の葉脈の描写には神経質なまでにこだわった。従って、鉛筆を常に鋭く尖らせて使っていた。
シャーペンが登場してからはシャーペンの先を斜めに擦り減らせて、尖った先で引っ掻くようにして描いていた。

そうでなければハリー・クラークを模写出来なかったのである。

美術の道を志す犬神チルドレンのみんなには好きな描き手を模写することをススメているが、自分自身を重ねるように描き手に憑依すれば、自分自身と向き合う機会が増え、何を描いたらキモチイイのかが分かってくると考えるからだ。

私はハリー・クラークに憑依して、視覚的な配置の妙を学んだ。そこにはガラス工芸のデザイン感覚もあることを理解した。だからクラークの絵は基本的に冷たいのだと。

そうやって美術は身についていくものである。
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