ジョセフ・フインダーの新作短編を読んだ。
さすがに面白い
マサチューセッツ州ウエストベリーのケープコッドという小さな町で殺人事件が発生したのだ。
午前2時50分に警察署長の家に緊急電話が入った。
住人のポロウスキーが自宅で射殺された。その通報者は町のモーテルに滞在していた男で、彼が射殺したというのだ。
署長は直ちに犯行現場に行くと、拳銃をカウンターに置き、座って待っていた。
彼は「親父の仇を討ったのだ」と言ったのだ。
署長はすぐに州警察に連絡をいれて、応援の手配をし、鑑識も呼んだのだ。
犯人がモーテルで話すというので行くと、部屋中に資料や、新聞記事が散乱していた。
そして25年前に情報機関のパイロットとして殺した男の父親が民間機でロシアに侵入して撃墜されたのだ。
殺された男こそ「親父の操縦していた飛行機を撃墜」命令したロシアの将軍だったのだ。彼は自分が事故死したことにして、別人になり、アメリカに移住してきていたというのである。
ほどなく、州警察が来たので、犯人と警察署に戻った。州警察は犯人を連れて本部に行くと直ちに出発したのだ。
しかしその直後、州警察は到着まであと少し時間がかかる旨連絡が入ったのだ。
そこで犯人の宿泊していた」モーテルに戻ると、部屋はきれいに整頓されていたのだ。しかも数台の黒い車両と情報機関らしい人物が来ていたというのだ。
それで警察署長のとった手段は、、。
とても面白い作品です、ぜひ、機会があればお読みください!
この事件の時代は2百数十人の乗客を乗せた「コリア航空」の旅客ジェットがロシアに撃墜された時期だったのだ。
ハンターの作品といい、フインダーといい「ロシアが絡んで時期を得てるなあ」
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