先日、ポピュラー音楽界で活躍した25人のCDを作ったが、そこに入りきらなかった21人のピアニストで“その2”が完成した!
楽器で一番好きなのがピアノ。それはクラシック音楽、ポップスを問わずだが、今の時代ポピュラー音楽をピアノで演奏するというスタイルは殆ど聴かれなくなった。
嘗てきら星のごとく存在したピアニストたちも、その殆どが鬼籍に入り新しいスターも生まれてこない。時代がそういう音楽を要求しなくなったということだろう。
では滅びゆく音楽に哀惜の念を捧げて…。
1 レナード・ペナリオ Cドラゴン/ハリウッド・ボウルSO Warsaw Concerto
2 ラロ・シフリン Cha,Cha,Cha, Flamenco
3 ロバート・アレン Romeo and Juliet(N.Rota)
4 フランク・ミルズ Smile
5 レイ・ハートレイ Beautiful Love
6 ゴードン・ラングフォード The Most Beautiful Girl In The World
7 ラス・コンウェイ 魅惑の宵 Some Enchanted Evening
8 エミール・パンドルフィ 引き潮 Ebb Tide
9 ジョージ・シアリング Portrait Of My Love
10 エミール・ステルン Hey There
11 アルベルト・センプリニ Maria Dolores
12 ジョー・ハーネル Fly Me To The Moon
13 フィル・コウルター Spancil Hill
14 アンドレ・ギャニオン Tammy
15 ジョー・ブシュキン I'll Be Around
16 フランソワ・グロリュー The Long And Winding Road
17 ウィリアム・ヒル・ボウエン Legend Of The Glass Mountain
18 ハリー・ハイネマン+101 Strings Concerto To The Golden Gate
19 ヘンリー・マンシーニ Stardust
20 ギュンター・ノリス As Time Goes By
21 ジョー・サンプル Invitation
ロバート・アレンは盲目のピアニスト。ニーノ・ロータ作曲の有名な映画音楽をソロで変奏していくさまはお見事!
エミール・ステルンはシャンソン歌手の伴奏者として第一人者。シャンソン・ファンなら知らぬ人無しといった存在。
「ポートレイト・オブ・マイ・ラヴ」を弾いているのが、ジョージ・シアリングと気付くひとはあまりいないのではないか。
ウィリアム・ヒル・ボウエンはジョージ・メラクリーノの専属アレンジャーとして名を残した。ここでもメラクリーノ・ストリングスをバックに。
ジョー・サンプルは元クルセイダーズのメンバー。ジャズ・ピアニストに分類されるだろうが、パーシー・フェイス・オーケストラのメンバーとして来日したこともあるマルチ・プレーヤーだ。
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