クルマの話、頭も使って運転しよう！

私が普通一種免許取得した頃は、既に AT車の普及がかなり進んでいたにもかかわらず、自動車学校で AT車の運転は一切習わなかった。
私自身は、一般向けのドライビングテクニックの書物や自動車雑誌の記事を参考に独学した上で、借りた自動車が AT仕様車だった場合に応用して体にも覚えさせたのだった。
（何度も述べていますが、AT or MT、選べた立場では無かった）

先ず、AT or MT、無関係に、エンジン出力・トルク、車重、積載重量、速度、勾配等、考慮して走らせるのは当然。
適切なギアの選択、アクセル、ブレーキの踏み加減など、条件によって全然違ってきます。

時々、多段AT車でＤレンジのままで峠越えとか、MTでトップギアのまま追い越しとか、呆れるような運転を、未だに見かけるが、一体教習所は何教えてんだ？って言いたくなります。

さて、AT車でエンスト云々？内燃車だから起きて当たり前なのだが、勝手に「AT車はエンストしない」とか思い込んでいるドライバーが多過ぎます。
不適切操作の他、単に整備上の問題でエンジンの調子が悪くてもエンストします。問題は AT車ドライバーのほとんどがエンストを想定していないコトでしょうかね？


で、チョイと記事の方をチェックしてみよう、
＞ブレーキを利きやすくする機能やパワステが、エンストで利かなくなったことが原因とみられる。
って、この記事書いた記者がアンチATで、例によってATのコトを悪く書こうとしたのか？
ブレーキアシスト、パワステ共に、AT云々無関係だろうが！
MTでもエンストすれば同じコトが起きる。
それよりも、エンストを想定していない者がステアリングを握るコトが問題なのだ！

キチンと教習施設で教えれば良い。
古いボロのパワステ付トルコンAT車で、エアコン全開で砂利道で思いっきりハンドル切ったまま坂道発進とか、段差を越えさせるとか！(恐)
＊AT車でも条件次第でエンストする
＊エンストしたら、どう対処すべきか
など、教えるべき。

あと、MT車は暴走しない！？とか言う妄想も止めてもらいたい。
MT車でも暴走は起こるし、実際、目撃した。某県警の講習施設内の二輪車安全運転講習中の出来事で、とある受講生が CB750を転倒させたまま30〜40m暴走させ、あわや駐車場の普通車にクラッシュ！の 50cm手前で止まり、本人もバイクもカスリ傷で済んだが・・・(汗)。
二輪車にキルスイッチが何故あるのか？深く考えなくてもわかりますね？

四輪MTでも、あわや！なら何度も目撃しているし、第一、
普通一種の時も、最低限座学で暴走時の対応とか習っているハズだ。
MT or AT、関係なく免許取得時に教習施設に通ったなら習っているハズなので、暴走時対応の解答は省略致します！

とにかく、自動車の仕組みを考えて運転したいものだ。


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■ＡＴ車のエンスト注意＝パワステ利かず死傷事故も―ギアや始動操作に要因・国交省
(時事通信社 - 05月05日 15:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=2870341