土曜日は黒塚資料館前に九時に集合して古墳巡り。
「黒塚古墳」、「中山大塚古墳」、「燈籠山古墳」、「西殿塚古墳」、「下池山古墳」、
天理市トレイルセンターで昼食、
「行燈山古墳(崇神陵)」、「大和天神山古墳」、「櫛山古墳」、「渋谷向山古墳(景行陵)」、
「珠城山山古墳」、「ホケノ古墳」、「箸墓古墳」で解散でした。
黒塚古墳の後円部の墳頂から畝傍山方面と生駒山方面を望む
眺めの良い西殿塚古墳から大和平野を望む
道すがらのお花等^^
このええ天気でしたから顔が相当焼けました。
全長300mもある渋谷向山古墳(景行陵)
三輪山も綺麗でした。
最後の箸墓周辺
桜井市の職員の方が丁寧に説明してくださいました。
箸墓の堀の水が抜かれている季節なので、
墳墓から堀の中に落ち込んでいる葺き石が見られます。
日が落ちる瞬間、帰りに見た二上山です。この日は10kMで22000歩でした。
日曜日は箸墓再考と題するシンポジウムで、
土曜に歩いた古墳の話がたくさん出て来て凄く参考になりました。
文献からの考察、箸墓周辺の最近の発掘状況。
ここでは墳丘端斜面の確認と葺石、集濠と渡土堤の検出、外堤の落ち込みが確認されている。
台風で木が倒れた時に宮内庁が行った調査から出土品の考察。
吉備系の特殊器台が出ている。
炭素14による年代測定。集濠の落ち込みから検出された扶養堆積物を使って。
箸墓が出来た年代は240年から260年と考えられるらしい。
銅鏡による箸墓の年代推定。
中国における三角縁獣鏡との比較で検証。文化的な考証からの箸墓の成立年代推定。
古墳の形状からの考察。
などの演目を聞かせて頂いた。
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