KO大学の入学手続き

昨日、夕方ごろに郵便局に
小包を出しに行くと、
40代くらいの女性が手に封筒を持って
並んでおり、その封筒には大きく
KO大学入学手続書類在中と書かれていた。
たぶんお母さんが子供の代わりに入学書類を
出しに来たのだろうと思う。

もうそろそろ大学入試は終盤で
国公立は後期試験の真っ最中だろう。
このお母さんの家族は一応、第一志望に
入れてひと段落と言ったところだろう。
明暗が別れる季節でもあり
進学先の合否で家族が断裂したり
友達が離れたりすることもある。
ええ、まさに我が家庭と同じように。

私は中学3年の時に第一志望の
高校に落ちて、行くつもりのない高校に
通うことになった。その高校での
経験は今でも役に立っている。
障害者施設にボランティアに行ったり
同性愛や少数民族の授業もあった
こういった社会の弱者に目を向ける
ことは私のものの見方に大きく貢献したと
思っている。

ある意味、ずっと勝ち組でいる人間よりも
何度も失敗しそれでも活路を見出してきた
人間の方が豊かなような気がする。
政治家、官僚、マスコミ
この辺りは高学歴の溜まり場みたいな
ところだが、彼らは日本が良くなるように
何かしているか？東大出身の外務官僚が
痴情のもつれで韓国からわざわざゴムボート
で日本に渡ろうと考える…
こんなレベルの奴がゴロゴロいる。

大学の偏差値が優秀な人間の
指標になるとは限らない。
大学に行っていなくても頭のいい人は
いるし、大阪の一般の主婦の方が
政治家よりも経済感覚がしっかりしている。

いい大学に入学できた人間を否定するつもりはない。けれど、それだけが取り柄の
人間にはなってはいけないと思う。
今まで、有名大学を卒業したことだけを
自分の誇りみたいに語る人間と何人も
出会ってきたけれど、つまらない奴ら
ばっかりだった。
もちろん、面白い人もいるけれど
そういう人は非常に腰が低くて
平等に人間を見る人が多かった。