mixiユーザー(id:1640816)

2014年02月25日17:07

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トマス・ウルフを観よう。

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今でも貸出票が存在するのかどうかは知らないが、創立して結構経つにも関わらず、高校の図書室の二冊は私の名前がダントツにきている。一冊はコーラン、二冊目はトマス・ウルフの「天使よ故郷を見よ」である。卒業して二十年以上も経つが、果たして私の後にあの二冊を読破した者がいるのだろうか?

コーランはともかく、トマス・ウルフは奇怪なことに周囲に読んだことのある人間が全くいなかった。それだけでもウルフが我が国においてどれだけ読まれていないかが分かる。ジャック・ロンドンについては先日ちょっと触れたけれども、彼が「白い牙」、「荒野の呼び声」しか書いていないと思われるよりもひどい。名前しか知られていない作家ほど不幸な扱いがあるだろうか?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%95

http://www17.ocn.ne.jp/~h-uesugi/wolfj.htm

http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AC/s?ie=UTF8&field-author=%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%95&page=1&rh=n%3A465392%2Cp_27%3A%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%95

よって、トマス・ウルフは犬神図書館において読んでくれる者を待ち続けているのだが、2015年に「ジーニアス(天才)」というタイトルで、伝説の編集者マックスウェル・パーキンスとトマス・ウルフの関係を映画化するというきっかけで、ようやく現れてくれるかもしれない。

パーキンスについてはこちらを。

http://www17.ocn.ne.jp/~h-uesugi/maxperkins.htm

パーキンスを演じるのは「英国王のスピーチ」で知られるコリン・ファース。トマス・ウルフはマイケル・ファスベンダーが演じる。実にいい顔ぶれである。フィッツジェラルドやヘミングウェイも登場するとのことだが、現時点ではまだ決まっていないから、重要な役柄ではないのだろう。

とにかくきっかけさえあれば、一生のうちに読む機会などなさそうなものを読めるはずなのである。

是非私と「天使よ故郷を見よ」について読後感を共有しよう。
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