さっき、ツイッターでも紹介したけれど、
なかなかすっきりするニュース。
●クレーマー対応 「出ていけ!お前は客じゃない」
http://news.biglobe.ne.jp/economy/1207/jc_131207_4193222445.html
客と店の関係のみならず、
「他人に多くを期待する」ことは、地獄への入り口だと思っている
「これくらいやってくれて、当然だと思ったのに……
」
それがどんどんエスカレートして、
「これくらいやってくれないのは許せない!
」
と、傲慢な言い分を堂々と主張するようになる。
モンスター誕生の瞬間だ。。。
人間関係の悩みのほとんどは、他人に多くを求めすぎることで
発生していると言っても、過言ではないのではなかろうか。
Every Little Thing「Time goes by」の歌詞じゃないけれど、
他人に多くを求めることは、やがて、
傷つけ合うことになるのである。
他人に過大を求めるのを辞め、むしろ
「テキトウな対応をされるのが普通」
と割り切ってしまうくらいのほうがよいと思う。
「向こうは、たかが仕事としてやってるのだから、
いいかげんなことをされても仕方がないよね〜
」と……。
そうすれば、ほんの少しいいサービスを受けただけで
物凄くありがたく思えて、感謝の気持ちも沸いてくるだろう
たかが少しのお金を払っただけで、赤の他人が
自分のために何かをしてくれる……まるで奇蹟のようなことではないか
「人に何かをやらせる」ということの重み、今一度、考え直すべきだと思う。
ここまであえて「他人」という言葉を使ってきたが、
これは家族や親友、恋人など身近な人にも当てはまる。
自分以外、すべて赤の他人……
簡単に、思い通りになるはずなどない。
そう割り切ってしまうと気が楽になる。
よく耳にする「世界中の人はみんな友達」という博愛主義と真逆の発想だ。
尚、「他人への要求が大きい」人は、
絶対にパートナーには選ぶまいと、昔から思っている。
そういう人をパートナーに選ぶと、
要求がどんどんエスカレートし、
激しい束縛に走ることが少なくない。
関係がこじれたりすると、
危険度が高いストーカーになるリスクも大きい。
「恋人に幻滅する瞬間」などというコラムで、
「店員などに横柄な態度を取ったとき」というのが挙がっているが、
それは正しい判断だ。
ちなみに、自分は「お客さま」という単語が大嫌いである
「お客さま」などという言葉で、顧客を甘やかし過ぎることも
モンスター増殖の一因になってることは否めないからだ。
なので、
クライアント、顧客の方、お客さん……などと言い換えている。
お客様という言葉はイヤだけれど、
「お客さん」くらいならいいと思う。
「おさるさん」みたいで(笑)……。
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