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こんなに寒いと足元に何もない机に向かうのが心底イヤになる。
漫画家さんやイラストレーター、その他デスクワーカーすべてに共通する思いだ。それならこたつに入って作業すればいいのだが、こたつというやつは恐ろしく作業が進まなくなるので仕事には向いていない。
おまけに機器を長く置けない。まだワープロが主流だった頃、私はこたつの上に置いて打ち込んでいたのだが、一冬で液晶画面がいかれて新しく買い直さざるを得なくなってしまった。
当然、パソコンは怖くて置けない。
しかし、友人の家でデスクこたつなるものに初めて入ってみた。彼女は極度の冷え性で、電気あんかだの、着る毛布だのは全く効果がなかったので、思い切ってコレを買ったという。昔のこたつのように天板が熱くなることはないので、ノートパソコンを置いて長時間作業出来るとのこと。つまり仕事が捗る。
これはこたつの大いなる進化だと非常に感動した。
私はデスクトップだから天板にはモニターとキーボード、マウスを置くだけだが、最近絵を描き始めたのでワコムのペンタブレットも置きたい。従って、余裕をもってダイニングの方を買うことにした。
主治医の意見を伺ったところ、「鈴木さんはエコノミー症候群を患って以来、ものすごい冷え性になったはずです。デスクこたつはいい感じですね、こたつで寝てしまって低温やけどの元になる心配もありませんし、いい使い方が出来ると思いますよ」とのことであった。
後は仕事するのにこたつなんか、という古臭い考え方をアタマから追い出すだけである。
冷え性をこじらせて血流が滞るのを防ぐための健康器具と考えたい。
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