風邪のようだ

16日の潅水した裏道を膝下まで濡れながら歩いた影響か、イヤな咳が出る。

医者の薬を呑んだり、ウガイをしたり、出来るだけ眠るようにしているが、床につくと咳が出る。
土日は身体を休めるために何処にも出かけず、本日は秋晴れの洗濯日和だし、必要な買物をしただけ。

昨夜だか昼寝時だか、スキューバダイビングの夢をみた。だいたい水の中に入っている夢を見るときは、風邪気味のときなのだ。
そのダイビングも久しぶりの講習のような内容で、人工的に造られたような洞窟の中、30mほどをダイブして、また浮上したりの繰り返しで、自然を楽しめない変化のないダイビングだった。

浮上する時に、吐く泡より早く浮上しないのが鉄則なのだが、その泡が出ていない。水の中にいながら、吐いた息の泡が出ていないのだ。口だけで吸っては吐くのだが、どうも鼻からも息をしているようなのだ。それに浮上速度もかなり速い。

夢ながら、月一回のダイビングをしないと忘れる事も多いし、高齢者なのでなおさら慎重に講習を受けないとと懸命なのだ。
生き物と言えば、トカゲとナマズのアイノコみたいな妙な動物ばかりが居て、奇麗な魚は一匹も居ない。
浮上するとそのトカゲに似た動物は陸に沢山いた。

つまらない講習だが忘れない為に必要なのだと、夢の中で自分に言い聞かせていた。これからショップからレンタルした機材を、洗浄し返さねばならない。塩を抜いて洗う作業が待っている、うんざりだなとがっくりしていると、目がさめた。

人口的に作られた洞窟は色も美しさも何もなかった。
せめて夢なんだから、透明度の高い美しい自然界のパノラマを見せて欲しかった