mixiユーザー(id:1640816)

2013年06月25日16:15

410 view

三叉路漂流。

フォト


フォト


フォト


フォト


フォト


フォト


フォト


フォト


フォト


フォト


私は街を散策する際、三叉路のある風景を最も好む。
右へ行くか、それとも左へ行くか、ではなく、どちらも同時に歩いて行けるという奇妙な感覚に浸るのが好きなのだ。
実際に右を歩くと、同時に左を歩いていく私自身が見える。
例えそこが初めて歩く見知らぬ土地であっても。

従って。

夢のなかの三叉路もシュルレアリスティックに大きく歪む。左への道が空中で弧を描いて右につながるとかしょっちゅうである。

道を歩いていく、街を散策するというのは、そこにある風景を視るのではなく、その風景のなかに自分自身の内部風景を視ることなのだ。

そういう意味で目は今日も漂流を続ける。


3 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する