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2013年05月30日19:06

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映画「ウィッカーツリー」を観た。

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http://www.imdb.com/title/tt0323808/?ref_=sr_1

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オリジナル、リメイクの映画「ウィッカーマン」の続編、「ウィッカーツリー」を字幕なしで観た。我が国ではDVDになっていないので、例によってあちらの友達から分けてもらったのである。

「ウィッカーマン」は一言で言えば古代宗教、生贄に人間を捧げるという秘儀の物語で、リメイク版ではニコラス・ケイジがヒドい目にあっていた。

「ウィッカーツリー」はヒトガタではなく、木の形に編み合わせたものが薪として燃やされる。それでも画像をごらんのように、キリスト教から見るとまさに異教という感じがして、原始的な畏敬の念を覚える。

映画はまあまあ。オリジナル、リメイクほどのインパクトもなく、フツーにハナシが進み、予想通りの結末を迎える。オリジナルで領主を演じた(この頃は七十年代だったのでドラキュラの面影が強く残っていた)クリストファー・リーが出演しているが、単なる顔見せであった。

先に紹介したように、これではライフワークとして不完全燃焼と感じたのだろう、オリジナルから数十年後、ミレニアム直前を舞台にした「ウィッカーウーマン」が小説として発行される運びとのことだ。

以下は文献に残るウィッカーマンのイメージ。

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こちらはやたら多くの人間が詰め込まれているが、生贄を多く捧げれば捧げるほど、対価は返ってくる。昔の人々は心の底からそう信じていたのである。
それが現在でも脈々と伝えられていたら・・・というホラー映画の異色ジャンル、それがウィッカーシリーズなのだ。
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