加賀百万石in石川県金沢市。

一日目滋賀県近江八幡市旅はこちら→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1902466309&owner_id=10363401

今日もやや薄曇り。


近江商人の地から加賀百万石の地へ２３０キロオーバーの距離の高速を飛ばします！
そんな二日目にして石川旅の始動です☆
　

着くと晴れ渡っていて、暖かいというより暑いくらい(;^_^A
半袖で首にタオルを巻いて回る準備OK（笑）

石川橋にたどり着くと、左手に兼六園の桂坂口と右手に金沢城の重文の石川門（櫓門）が迎えてくれます。


　

まずは金沢城。
白い建築物群の雰囲気がワクワクです＾ー＾

金沢城は石垣の博物館とも呼ばれており、建物の合間に石垣もちょくちょく入れていきたいと思います☆

まず石川門の石垣は右と左で積み方が違います。
右廃止を加工した切り込み接ぎと呼ばれるもの、左は角など石を叩いて平たくして形を整えた打ち込み接ぎです。積み方が違う石垣が同時に見られるのは珍しいです。
石垣の覆いは保存修理をしているようです。


内部は完全に切り込み接ぎですな！


中に入ると三の丸広場が現れ菱櫓から伸びる五十間長屋と復元工事の橋爪門続櫓が見えて圧巻です(☆∀☆)


まずは大手門の方まで復元された河北門をくぐって行きます。
一ノ門を出ると広大な新丸広場。
　



大手門跡の石垣は巨石を使った打ち込み接ぎです。
巨石の鏡石は城の正門によく使ったらしく大手門だった根拠とされているそうです。
　

ぐるっと回って土橋門跡を通り、二の丸に向かいます。


五十間長屋を後回しにして、極楽橋を渡って重文の三十間長屋の方を回ります＾＾
石垣は緻密な切込接ぎですが、わざと荒々しく見せているのだそう。
　

さらに本丸跡に向かうともう森(ﾟoﾟ;
大平の世になって中心が平地の二の丸に移動したと言われているのがわかります。
丑寅櫓のあと。
　

重文の鶴丸倉庫。

石川門、三十間長屋とともに城内に残る藩政期の数少ない建物の１つであり、考えてみると石垣や堀以外の遺構のほとんどが復元である金沢城。
しかし、復元による再現度の優秀さを楽しめる城郭であると言えるのではないでしょうか？

そんな復元のシンボル的存在の五十間長屋に兼六園の券とセットで購入して、いよいよINです。
なまこ壁が美しい☆


　

まずは菱櫓内部から。
柱も菱形で組み方には相当な技術がいるのだそう！
木の枠組みなどが見られ、伝統的な建築技術が息づいてます。
　

二階内部から五十間長屋を臨む。


急な階段も再現。
三階からの眺めです。
　

外に回ると橋爪門復元工事の様子も見られました。


さてさて、お城に興味のない方は長々とすみませんでした＾＾；
ちょっと遅めの昼食で箸休めです。

兼六園から程近い、桜茶屋。


金沢はカレーも有名なそうで「元祖金澤カツカレー」とさらには郷土料理の「治部煮」を注文。
カレーの方は黒いルーの味、ステンレス皿やキャベツを使う盛り付け、カツにソースをかけたもの、先割れスプーンを使っているなどの特徴があります。
治部煮は、今や懐石などに出る高級品のようで、鴨肉に野菜、とろみの付いた出汁にわさびを薬味に食べます。
　


兼六園は駆け足で（笑）
入るなり、あんころを(ΦωΦ)ﾌﾌﾌ…←食べ過ぎw


　

霞ヶ池が映えます。


明治記念之標と重文の成巽閣の門。
　

時雨亭と夕顔亭。
　

そろそろホテルのチェックイン時間にて金沢駅裏まで向います。


休憩したあとは金沢駅から近江町市場まで（一キロ弱）直線なので歩くことにします。
駅は門っぽいオブジェの奥がかなり近代的。


　

ここで一日目にもリンクしてくる近江の名。
実際、近江商人が開いたところからだそうです。
アーケードだ(☆∀☆)


アーケード内は通りが入り組んでいて青果や鮮魚の通りなどに分かれています。
時間が夕方なので市場の方は片付けに入っていて朝に行くと活気があるんだろうなぁ・・・。


昼が遅めだったせいかまだ腹が減らず、念願の海鮮丼は断念。
アーケード歩きのみで帰りはバスで駅までとんぼ返り。
　

　　

　　

駅内にある「金沢百番街」でお土産を買いがてら晩飯には笹寿司を購入しました。
　

ホテルでパクパクしながら石川入りした二日目は終了です。
　

三日目帰り道編に少しだけ続く→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1902659184&owner_id=10363401