今日は穏やかに晴れていましたが
インドア系でジムに泳ぎに行きました
バタ足金魚のオバちゃん連中がいなかったため
1kmを自己標準の35分を切って34分でどうにか泳ぎきりました
ロッカールームに戻ってくると、
なんとも鯔背なおじいちゃんがいました
おじいちゃんと言っても自分よりちょっと年上
60代後半かなぁ
でもしょぼくれてなくて、黒のジーンズ姿
斜にかぶったハンチングがカッコいい
こんな風に歳をとりたいものです
勝手に妄想逞しくして、彼は職人さんであろうと(決め付ける)
孫のためにチョちょいと細工物なんか作ってくれる
竹とんぼとか、寄木細工とかね
なぁんて考えていたら、唐突に自分の子供の頃
実家の増築をやってくれた大工さんのことを思い出してしまいました
名前は熊谷金之助、文字通り大工のクマさんです
見た目も名前同様無骨な強面系だけれど子供には優しくて
普請作業を興味深く見ているワタシに色々教えてくれました
曲尺を示しながら、ルートがどうのこうのと説明するのですが
小学生のワタシにはなんのことやら
(でも教えてくれたということは覚えています)
さっきネットで調べたら、こういうことだったのですね
http://www.kumamotokokufu-h.ed.jp/kokufu/math/kanejaku.html
曲尺の仕組みのことはわかりませんでしたが
クマさんは鉋屑をくるくるっと丸めて笛を作ってくれました
と言っても何のことかわかりにくいでしょうが
要するにかんなで削った木屑でコルネ状のものを作るわけです
それを吹くと豆腐屋のラッパみたいな音がする
自分でまねして木屑を丸めても同じものは出来ません
曲尺の説明もそうですが、大人ってすごいなぁと
自分は還暦過ぎて、当時のクマさんの歳をはるかに追い抜いたんですけど
「すごい大人」になれたのでしょうか
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