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2012年07月29日21:53

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アメリカン・ハードコア・ポルノ蒐集を極める。

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私が中学生の時からトレイシー・ローズなどの裏ビデオを買っていたことは度々触れていることだが、そもそもポルノに興味を持ったのはオヤジの影響である。
オヤジは本というと、圧倒的にエロ雑誌が多かった。映画雑誌では「シネマロード」、「映画の友」、「別冊スクリーン」、「ワールド映画」と他にもあるのだが、実に多様多種のポルノ映画紹介雑誌を集めていた。
それらは現在も犬神図書館のコレクションになっている。
私は小学生の時、すでにそういう雑誌を読みあさって、色々なポルノ女優を知ったのである。

今日は、そのなかの一人、シャナ・グラントの「禁芯(Virginia)」を焼いた。

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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%88

ポルノ女優に詳しくない方々に申し上げても、誰?としか反応されないのは分かりきっていることだけれども、わずか二十歳で死去したということも伝説となった、ポルノクイーンの一人である。

私は中学三年の時、「スパルタンX」の帰りに上野のポルノ映画館でコレを観た。

もちろんボカシありで、当時を思い出しながらバッチリ無修正で観ていると、ボカシがあった方が風情があるように感じる。

私は純粋にポルノ女優の艶技を愉しむために上野に通ったのだが、あそこはハッテン場でもあって、私のすぐ隣でオッサンが珍宝をこすったり(しかもスクリーンではなく私の方を見ながら)、オッサンがオッサンにしゃぶってもらったりと騒がしいのを我慢する必要があった。

当時は女を知って久しかった。女の肌、女の匂いに飽きることも知っていた。そのなかで、ハードコア・ポルノ女優が見せる夢は、セックスへのつきることのない魅力を鮮やかに思い出させてくれる。我が国の胴長短足の姫たちの湿った繁みのなかに覗く紅い唇の生々しさよりも、欧米人の女の夢のような肢体の揺れ、わななき、痙攣こそが男たちの求めるものだと、中学生の私は悟っていた。

今。

ネットでカンタンに、白人や黒人の美女が二つの穴を貫かれたり、ケツメドからリンゴをひりだしたり色々なグロ動画が拝めるが、そんなものでエロスが語れるわけがない。エロスとはもっと昏いものなのだ、フィルムの粗さ、不鮮明なビデオ画質から伝わる、女体美、女の表情の昏さこそがポルノにおいて劣情を盛り上げてくれるエッセンシャルな要素なのである。

私はそういったものを心の底から愛し、犬神図書館にコレクションされたVHSでの古い映像はDVDで新しく蒐集し直され、昏い夢はこれから先もあなた方の目を愉しませることだろう。
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