犬神チルドレンの子供たちで、犬神図書館の影響を最も色濃く受けている年代はやはり小学生だ。先日は、小学5年生の女の子が丸尾末広さんの「パラノイアスター」をネットで購入して、学級文庫に並べ、クラスの人気者になった(ただし、女の子たちの中でのみ)。
そこで、あらためて学級文庫について考えてみた。
クラスで読み回す読み物コーナーで、昭和50年代を小学生として過ごした私は、学級文庫の本を管理するという係をしていたことがあり、完全に私の趣味で本を並べた。
永井豪 「バイオレンスジャック」
永井豪 「けっこう仮面」
楳図かずお 「漂流教室」
つのだじろう 「恐怖新聞」
ジャガーパックス 「地獄大図鑑」
ジャガーパックス 「日本妖怪図鑑」
ジャガーパックス 「世界妖怪図鑑」
ドラゴンブックス 「飢餓食入門」
ドラゴンブックス 「生き残り術入門」
中岡俊哉 「恐怖の心霊写真集」
中岡俊哉 「新・恐怖の心霊写真集」
※奈良林祥 「快楽のために」・・・この本だけは裏学級文庫として読み回された。
要は、みんなで面白い本を共有することが目的で、結果、クラスとして仲良くやっていけるわけだから、小難しい道徳の本とかを並べてみたってダメである。カバゴン先生の本ですら見向きもされなかった。
男子、女子ともに、イチバン読まれたのは、何と言っても「漂流教室」。
いまだに「ちっちゃい子だけが帰ってくるんだよなぁ」と感慨深げに語り合える、伝説の名作だ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%82%E6%B5%81%E6%95%99%E5%AE%A4
各自、翔が麻酔なしで盲腸の手術を受けるシーンとか、トラウマになったシーンがあるように、私にとってトラウマになったのは上にあげた関谷のセリフである。
こういうのは今の子供たちも読むべきだ。
ちなみに今は私の世代ほど漫画というだけで眉をひそめる時代遅れの先生はいない。だからこそ、ガツンとくる漫画を厳選したいものである。
忍たま乱太郎を学級文庫に並べるのもいいが、スパイシーなアクセントは絶対に必要だ。
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