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2012年02月27日20:16

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クラシック・バーガーを作って食べよう。

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ハンバーガーといえば、マックである。
しかし、美味いとは思わない。

モスも美味さを追求したというわざとらしさがあるし、結局、どのファーストフードも積極的には足が向かない。

アメリカで本場ものを食べたことはあるけれど、マズイものほど妙に印象に残っているから不思議なものだ。

映画「ランボー」の原作、マレルが書いた「一人だけの軍隊」(ハヤカワ文庫)に以下の下りがある。

ひどいハンバーガーだ。たっぷり玉ねぎをいれてくれるように頼んだのに、中にはいっていたのはくしゃくしゃに潰れた玉ねぎがひときれだけだった。トマトの薄切りはまったく薄く、色が黄色く変わっている。パンには脂がしみこんでいて、肉の中には豚の軟骨がいっぱいつまっている。いやいや噛みしめながら、かれはコークの入った紙コップのプラスチックの蓋を開け、口の中を洗って食物を流しこんだ。すべては甘ったるいゴロゴロした塊となって喉を通っていった。

これだけでハンバーガーが食べたくなってくる私はひねくれものなのだろうか?

ともかく、食べたいなと思ったら、上のレシピに従って自分で作って食べることにしている。焼きたての肉を挟んで、熱いのをレタス、トマトの冷たさ、チーズのとろけたの、タマネギの辛みと一緒にガブリとやり、パンズが唾液で甘くなっていくのを感じ、ビールかコーラでグイッと流し込む。

そして、こういう食べ物は、我が国のおにぎり、中国のラーメンと同じように、当たり前のように作って、当たり前のように食べてこそ、その味わいは奥深いものだということをあらためて思い知らされる。

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