mixiユーザー(id:1640816)
2012年02月17日19:08
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アメコミでロバート・E・ハワードの「墓はいらない」を読もう。
ロバート・E・ハワード。
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ヒロイック・ファンタジーのコナンシリーズで知られている作家だが、いくつかの幻想怪奇ものも書いている。そのなかで、イチバンハワードらしいと感じたのが、1937年にウィアード・テイルズに発表された「墓はいらない(Dig Me No Grave)」である。
それがマーベル・コミック系でコミック化されている。
脚本はロイ・トーマス、作画はギル・ケイン、トム・パーマー(この三名はマーベル・コミックの歴史そのものといっていいほど超有名)。
悪魔と契約した男が自分が死んだ後、墓に埋めるなと奇妙な遺言を残したところから始まり、その死を確認しに来た二人の目の前で遺骸そのものが悪魔に奪われてしまう結末を迎える、という内容をギッチリと詰め込んだ作品になっている。
アメコミならこんなものであろう。
ロバート・E・ハワードの原作はもっとドロドロしていて不気味だ。悪魔も悪魔とハッキリ表現しているわけではなく、契約した相手はついに正体不明である。それゆえに、クトゥルー神話の一編に加えられ、我が国でも邦訳されている。
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