mixiユーザー(id:1640816)
2012年02月16日21:01
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犬神マンガ地獄変 2012年版 �� 山本直樹著「レッド」
レッド、というタイトルからお分かりのように、赤軍のハナシである。
赤軍の若者たちの動向を山本直樹の視線から淡々と描いていくのだが、私は森山塔名義のエロ時代からずっと読んできているので、このどこか醒めた作風はほんとうにブレないな〜と感心してしまった。と、同時に、若松孝二監督の怨念じみた作風と比べて、何と対極的な作風だろうと感動してしまった。
登場人物に番号がふられ、何日後に死亡などと出る表現は、醒めた視線のもっともたるもので、彼らのその後の運命を知る我々には、色々な意味でショッキングなまでにリアルである。
レッド・・・赤軍とは何だったのか。
これはもはやマンガではない。マンガという表現を借りた、純文学だ。
必読!!
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