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2012年01月20日21:30

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羽目師のこと。

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冬コミで燃え尽きた馨が、そろそろ私もオリジナルに挑戦したいと言ってきたので、BLものでオリジナルを目指すのなら陰間茶屋をやればいいんじゃねえかと進言した。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B0%E9%96%93%E8%8C%B6%E5%B1%8B

何ならオレの実体験を参考にすればと言ったら、女形との精神的恋愛とかはもう飽きたので、もっと快楽主義でいきたいとのこと。
要は、珍宝をしゃぶるテクニックとか、菊を掘る感触とかの表現に徹したいというわけである。

そこで、井原西鶴の「男色大鑑」を読んで、独自に「羽目師」なる職業に着目した祖父のノートを貸してやった。そしたら崩し文字で読めないと泣きついたので、つきっきりで訳してやった。

「羽目師」とは何か。

読んで「ハメ師」、即ち、珍宝をハメる職業のことである。陰間茶屋はセックスのプロフェッショナルを育成するわけだから、当然、教育係が必要である。
そこで、珍宝を少年のケツにハメて、調教する役目を負う人がその下に必要になり、その役目に徹する人を「ハメ師」と呼んだ。
「羽目」の字を当てるのは、役目に値する基準として、羽目板のふしを珍宝でコツンと当てて、ふし穴を作れることとあったためとか。

祖父は羽目師そのものに会ったことはないが、陰間茶屋の陰子だったという老人に会ったことがあるようで、その人から羽目師のことを事細かく聞いたと書いている。
威勢のいい、粋な江戸っ子で、本業は大工で、副業に羽目師。
元締めという陰間茶屋の主人がいて、教育係は吉原から出張してきた太夫。
太夫が「女性」としての心構え、テクニックなどを教え、仕上げを羽目師が請け負う。

でも、客の多くは物珍しさに惹かれただけのド素人であったから、肉体的に満足することはほとんどなかったようである。

だから自然と、羽目師に恋い焦がれることになる。私もそのひとりでありました、と語る老人の佇まいに、何ともいえぬ女心を感じた、と祖父は書いている。

そのことを馨に話したら、よっしゃあ!!と鼻息を荒くしていた。
皆さんもネタにして、自分なりの陰子×羽目師のシチュエーションを書いてみてはいかが。
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