オホーツク・網走Ｂ級グルメ、お好み焼き「八点鐘」（12/21）

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先週水曜日２１日は、出張で網走に泊まった。

宿で夕食は付けず素泊まりにしたので、夜は網走の街に出た。

今回は、お好み焼き「八点鐘（はってんしょう）」に行った。

別に、網走へ行ってお好み焼きを食べるわけではなく、網走を愛する気さくなマスターの心意気に惚れ、年に１度は飲みに行くことにしているのだ。

ハイボールを飲みながら、まずは「チーズ焼き」から始める。


１口大に切り分けおつまみにする。


次は何にしようかな、これでも食べてみるか。

「エゾ鹿ソーセージ」は、言われなければ「ちょっとあっさりしたソーセージだな」とは思うが、エゾシカとは気付かないほどクセがなく、普通においしい。


ん？

ここのホルモン焼きはエミュのモツなのか。

網走では、最近新しい名産にしようとダチョウの仲間のエミュの飼育に力を入れているのだ。

しかし、ボクはホルモンが苦手だから食べられないんですよなどと言うと、マスターが「エミュの脂を絞って化粧品の材料に取った残り、エミュの油かすもあるんですよ、野菜炒めに入れると結構いけるんですけど、食べてみる？」なんて言う。

そう聞かれたら食べてみたい。

「エミュの油かす入り野菜炒め」も注文。


この黒っぽい粒状のものがエミュの油かすで、コクと香ばしさが出て確かに旨い。


普通は捨ててしまうようなものをおいしく食べさせるなんて素晴らしいなどと言っていたら、「じゃあ、サービスするからこれも食べてみて」と、チカの漬け焼きも出してくれた。

お客さんが釣ってきたのをたくさんもらったのだと言う。

チカはワカサギの仲間だが、かなり青臭いクセがある魚だ。

食べられないわけではないが、そのまま食べたらおいしくない魚である。

そんなチカの臭みを消すために、漬け汁に浸して干したのを鉄板で焼いて出してくれたのだ。

恐る恐る食べてみたら、多少クセは残っているが、まあ食えるくらいになっていた。

金を払ってまで食べたい魚ではないが、サービスで出してくれたのなら十分酒のアテにはなる。

気を良くして、もうハイボールが止まらなくなってきた。

つまみにマスバ〜ガ〜とホッケバ〜ガ〜の具を注文。

マスバ〜ガ〜は、網走が水揚げ日本一のカラフトマスをミンチしたパティで、バンズにはさんでバーガーにしなくても、パティだけならおいしいつまみになる。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1302050068&owner_id=18367645
ホッケバーガーの具も同様に旨い。

これでもうお腹一杯だし、ハイボール何杯飲んだか分からないくらい飲んでかなり酔っ払った。

このくらいでいいな。

あとは、翌日の朝飯用に裏メニューの「大丸ライス」をテイクアウト。

「大丸ライス」についてはあらためて書くのも大変だから、以前アップした日記を参考にしていただくとするが、網走の歴史を感じさせるジャンキーなＢ級グルメだと思う。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1647821871&owner_id=18367645

去年も同じ１２月２１日に来てたんだな。

お好み焼きは１回しか食べたことないが、網走のお好み焼き「八点鐘」はボクのお気に入りの店の１つである。