新しい複合機でサクサクスキャンが出来るので、もうGoogleに頼らなくても画像を提供可能ということで、今回は清水おさむ先生の「美しい人生」。
清水先生は元々ひばり書房で描いていた方で、幼少時の私も「魔血子」などに親しんだ覚えがあります。
久しぶりに読んでみますと、ごらんのように昭和の絵柄で、実に濃厚なんですよね。
ストーリーも濃い。
「懐古物語 昭和へび女」は、見世物小屋でたくましく生きる少年少女の純愛を描いたものなのですが、プロレス、ヤクザが絡んで、まさに昭和の匂いを濃くたちのぼらせながら、カタルシスに向かって突っ走るという凄い内容です。
「紅櫻生首地獄変 最後の首斬り浅右衛門」は、首斬り役人山田浅右衛門の家系に生まれた双子の兄妹の禁断の愛を描いたもので、首斬りに疲れた兄が愛する妹の手にかかって斬られるシーンをごらんのようにねっとりと描ききっております。
ちなみに、これらはアックスという雑誌に掲載されたもので、解説をしておられる根本敬先生によると、創刊時に持ち込んできたものだとか。
つまり、ひばり書房、エロ劇画で長々と描き綴ってきた作家の「再デビュー」とのこと。
今、おいくつなのかは不明ですが、根本先生より年上だそうですから、60近い計算です。
それでも全く衰えることのない、パワーと執拗な描き込み。
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