節電対応策として我が社は毎週水曜日を半日休業とすることになりました
今日がそのスタートで、ワタシも午後半休をとりました
で、こんなことでもなければできない平日のマチネー公演に
文学座のアトリエ公演に行ってきました
エドワード・オールビーの戯曲
「山羊、というかシルヴィアって誰?」(というタイトル)
オールビーは「ヴァージニアウルフなんかこわくない」の作者
という程度の予備知識しかありません
見ているうちに「これは不条理劇なんだな」ということに気づく
有能な建築家と、聡明なその妻
息子は同性愛者だが、そんなことは今日的にはもはや問題ではない
そんな模範的家庭が、もろくも崩壊していく
その原因は夫がこともあろうに一匹の雌山羊に恋してしまう
その名はシルヴィア
ありえない設定に観客は大笑いし
舞台上では夫、妻、息子が大真面目に議論し
ののしりあう
ついに妻は家庭崩壊の原因となったシルヴィアを殺害し
その死体を引きずって舞台に登場し
ショッキングな幕切れとなる
考えることは多々ありましたが
ここでは省略
水曜半ドンは9月中旬まで続きます
民間企業(と、その従業員)は無為無策の政府の為に努力してますよ
これって不条理でしょう
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