今日は都響の定期
先月は地震の影響で休演になってしまったので
久しぶりという感じです
冒頭に震災の犠牲者に捧げるバッハのG線上のアリアを演奏
続いて全員(楽団員も聴衆も)起立して黙祷を捧げました
今日のプログラムはエルガーのヴァイオリン協奏曲
(天国的長さだ!)とブラームスの第2交響曲
ブラームスの交響曲はどれも好きですが
とりわけ2番は大好きです
明るく、優美で、伸びやかで
メロディ・メーカーであるブラームスの面目躍如
ワタシの指揮法の師匠であった故福永陽一郎先生は
ブラームスの音楽は「北向きの四畳半で、うすっぺらい
座布団に座って、しけった煎餅を食べながら
愚痴話を聞かせられてる」様な気がする
との酷評をされましたが、そんなことはありません
それが証拠に、今日のモーシェ・アツモンによる
第2交響曲、良かったです
あの終楽章の血湧き肉踊るエンディングには
思わず大喝采してしまいました
被災者の方々には申し訳ないけど
生きていて良かった
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