おしゃれな"JS=女子小学生"向けファッション誌 創刊
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昭和五十年代に小学生時代を過ごした私にとって、イケてる女子小学生のファッションはポリエステルジャンパーだった。
多分、「ナッキーはつむじ風」の榊原郁恵に影響されたのだろう、女の子たちは勝ち気であろうと、動きやすさを重視したファッションをメインにしていた。オーバーオールにポリエステルジャンパー、そして缶バッジつきの野球キャップ。
とにかく、当時の女の子たちのファッションリーダーは「うわさの姫子」、「生徒諸君!」などのマンガ、学園ドラマなどのテレビ番組で、アイドルは論外だった。
一度、私はピンクレディーの格好をして下さいと土下座したことがある。
返事は当然、「バカじゃないの!?」であったが、後で「振りつけなら見せてあげるわよ」とお友達と二人で自分たちのオン・ステージに酔いまくっていた。
中学に上がって。
女の子たちはブスもキレイどころもセーラー服を着て、おまけに聖子ちゃんカットを誰もが真似しだした。
もはや誰もマンガや学園ドラマをファッションリーダーとしなくなっていた。
松田聖子、中森明菜はそういう意味で、等身大のアイドルだったのだ。
それで女の子たちの何かが死んだ。
個人個人が持っていたはちきれんばかりの魅力・・・それを犠牲にしてまで憧れるほどのものなのか?
私はいまだによく分からない。
現在。
ウチのメイとパイニャンは以下のようなファッションで小学校へ通っている。
作業用ジャンパー。私が普段着で愛用しているアウターだ。カストロジャンパーとも言う。なぜ彼女たちも好むようになったのかというと、「温かい」、「丈夫」、「動きやすい」の実用的さが気に入ってるからだそうである。見た目は問題ではない。
それでは女の子として女子力的に問題があるので、よしこさんはいい顔をしないが、彼女もまた京都で年がら年中カーディガンを羽織っていたクチでオシャレとはあまり縁のない少女時代を送った。
まあ、シンプルがイチバンオシャレだよ、ということで、メイもパイニャンもニュースのファッション雑誌とは全く縁のない少女時代を送ることになるだろう。
願はくは、セーラー服など制服で個人的なものを根こそぎ奪われぬ、個性的なものを秘めたらんことを。
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