雷門の空をコンビニ袋がブッ飛んでいく嵐の最中。
酷暑がいいあんばいにおさまったのをこれ幸いと、スタミナをつけるためにフジキッチンにてビーフシチューを堪能。
http://asakusa-ryoin.jp/fujikitchen/
雷門の、むかって左側にホテル雷門の看板が見える脇へ入っていって、その先にフジキッチンはある。
あのヨシカミの上をいく店はココだけであり、祖父の代から我が家はココのビーフシチューを溺愛している。
何しろ、ニクがやわらかい。
フォークをちょんと当てただけでスッと切れてしまうほどなのだ。
そのデミグラスソースで煮込みに煮込まれた米沢牛の美味いところをがふがふと少々下品にすすると、外は嵐であっても、脳内は宇宙が広がって静寂さ、安らかさが横たわって、上品な快感が五体を駆け巡る。
今日はライスではなく、ロールパンで食べたのだけれども、ロールパンのいいところは、食べた後の皿をピカピカになるまで拭くようにして、染みひとつ残さずソースを全部口に入れられる点だ。
祖父はみっともないとあまりいい顔をしなかったが、オヤジはそういう食べ方こそ最大の敬意の表し方だと譲らなかった。おじいちゃん子の私でも、この時ばかりはオヤジの味方をしたので、私はこの食べ方を守っている。
それだけ、ほんとうに美味い。
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