http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=149487#1
刑務所で上映する映画のチョイスを頼まれたので、いの一番に「銀河鉄道の夜」を思いついて、昨晩遊びにきたココと真理とともにDVDで見返した。
何度観ても素晴らしい。
とても25年前の作品とは思えぬほどの、何というみずみずしいイマジネーション。
ココと真理は帰る際に、犬神図書館の書架から宮沢賢治の本を全部借りていった。ますむらひろしの漫画による賢治シリーズも。
お寺にて。
「囚人がアニメなんか観て喜ぶのかね?」とケンタ。
「そりゃ偏見だよ、ていうか、おまえこの作品観たことないだろ。観た後、同じことが言えるかってんだ」と私。
それに。
私は一人の死刑囚が首を吊られるまで、「風の又三郎」の「どっどど どどうど どどうど どどう・・・」を口ずさみ続けていたという話を聞いてから、映画は「銀河鉄道の夜」にしようと心に決めたのである。
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