私がこれまでの人生で出会った最大の巨乳の持ち主は、Jカップで、乳ビンタはもちろん、余裕で自分の乳首を吸えていた。彼女はよく寝ている私の顔にその獣乳(最大の乳をこう呼ぶ。単位はこうである、貧乳→微乳→美乳→巨乳→魔乳→獣乳)を押しつけて窒息寸前にして起こすということをしていた。
魔乳までの子は腕組みしてもそのパイオツの上にはコーヒーカップは乗らなかったが、獣乳の彼女のにはしっかり乗ることが出来ていた。
男では私は一人しか知らない。
アーノルド・シュワルツェネッガーである。
彼の異常に突き出た大胸筋と鎖骨の間にはコーヒーカップが余裕で乗れていたのだ。
高校時代、映画「ターミネーター」でその筋肉美に酔いしれた私は、ラグビー部の部室に上のようなポスターを貼り、来る日も来る日もウェイトトレーニングに明け暮れて、マッチョなガタイを目指した。
でも、十五人に一度に乗っかられても大丈夫なカラダを作り上げるには、筋肉の上に分厚い脂肪をクッションとしてつける必要があったから、フォワード、それもスクラム最前線のポジションについていた私は相撲取りのようにガッツリ食べるトレーニングもしていた。
おかげで、今日に至るまでガチムチな体型は変わっていない。
最近はダイエットのおかげで埋没した腹筋が見えるようになってきたけれど・・・
最近のシュワルツェネッガーの老いて萎みきったカラダをゴシップ記事の写真で見て、ものすごいショックを受け、同時に同じくボディビルに熱中していた三島由紀夫がなぜああいう死に方をしたのか、あらためて理解出来た。
政治的理由、文学的理由、すべてはただのアリバイで、三島は単に筋肉美を誇れるうちに腹を切りたかったのだ。
そこに潜むいにしえからの男の美学。
ダイエットに加えて、負荷をきつくして筋トレを増やすことにした。
とりあえず五十キロのダンベルを両手に五十回ワンセット。
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