ジョニデが来てはりますね〜。

　　




アッシは、ジョニデの映画は２本しか見たことがおまへん。

　　　『アリゾナドリーム』　“Arizona Dream”
　　　『デッドマン』　“Dead Man”

そっすね。エミール・クストゥリッツァとジム・ジャームッシュです。ジョニー・デップの面白いところは、こういう、インディペンデントな感じの映画にも出てるところ。

　　　Depp

というファミリーネームは、ちょっと異質な感じがしませんか。

　　　英語は、単語末が -pp　で終わることがないんですね

だから、アングロサクソンじゃない。彼のバイオグラフィには、昔から書いてあることですが、

　　　アイルランド、ドイツ、チェロキーの血をひいている

とのこと。そして、

　　　Depp　は、まさしく、ドイツ語の姓

です。しかも、語源はわかりやすい。独和に出てます。もっとも、

　　　姓の意味は、数世紀前の古い意味なので、
　　　必ずしも、現在の辞典の語義とは一致しないので、
　　　調べたことをウノミにしてはいけない

ということは注意する必要があります。


で、Depp の意味ですが、

　　　【 Depp 】　不格好なやつ、バカ

なんすよ。ヨーロッパの姓に多いのは、「父称」 に由来するものと、「アダ名／職業」 に由来するものと、「出身地」 に由来するものの３種類ですが、

　　　「アダ名」 に由来する場合、
　　　ハゲ (ライサチェック)　とか、
　　　セムシ (ゴルバチョフ) とか、
　　　チビ (クライン) とか

ロクでもないものが多いです。つまり、

　　　「姓」 というのが、自称ではなく、
　　　他称の固定化したもの、ということがわかる

んですね。

ジョニー・デップの先祖は、ブカッコウだったのかなぁ。