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2009年12月07日23:34

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EMIミュージックジャパン プロデューサー 加茂啓太郎氏イベント「公開デモ評議委員会」

 昨日、ゼップ東京の2階にある東京カルチャーカルチャーで
EMIミュージックジャパンの加茂啓太郎氏主催の
「公開デモ評議委員会」というイベントに参加して参りました。
 プロを目指すミュージシャンの卵が、デモテープを持ち寄り、
加茂さんやプロのミュージシャン、約100人のお客さんに聞いて
もらい、加茂さんやプロからコメントをもらい、
あわよくば、メジャーデビューしてしまおうという企画です。
 加茂さんはウルフルズや気志團、ナンバーガール、
BaseBallBear等を発掘した人です。
 44組の音源を4時間弱かけて聞きました。
 1組の制限時間は約2分。
(イベントが終わった後、フルでデモを聞くそうです)
 今回のゲストミュージシャンは、ミドリのハジメ君と
ローリー。
 ミドリのハジメ君は、一般の人にもわかりやすく、かつ
チャレンジしてきた人の可能性を見出すようなコメントを
述べていて、好青年だと感じました。
 そしてローリー。彼の言葉のマジックは凄い。「昭和の
船橋の駅前の商店街で流れていそうな曲」とか「列車の
車窓を8ミリビデオで撮影してそうな曲」など、
「おおっ、そう言われれば当たってる!」というように
音楽を言葉で例えさせたら彼の右に出るものはいないというような
見事な例えを連発してくれました。
 ローリーさんも言っていましたが「今の邦楽は音がありすぎる。
洋楽でも見られるように、音がすかすかな音楽もあっても
いいのではないか」とか、「ミスチルの影響を受けている
人が多い」(この日のチャレンジャーの多くもそうでした)とか、
参考になるコメントを連発してくれました。
 加茂さんは実際にプロデュースする立場から辛口のコメントが
多かったかな。でも核心は突いていると素人の僕でも分かりました。
 「今の邦楽は出だし45秒で、リスナーの心をつかまないと
それ以降は聞いてもらえない」という発言は納得しました。
 
 僕がチャレンジャーの中でおおっと思ったのは、2組。
15歳の少年ギターリスト。加茂さんハジメ君、ローリーも
驚いていてました。
 そして、われらが愛斜堂くんの次に歌ったギターの弾き語りの
女性。
 
 僕は、僕の人脈の中で一番音楽に詳しい愛斜堂くんと一緒に
行きました。彼は打ち込みで25分もの曲を用意していました。
実際に聞いてもらえるのは約2分。彼はこの曲が初めて
作曲した曲との事。
 なのに、加茂さんたちは、愛斜堂くんを、ほとんど
何回も曲を作っているセミプロとしてコメントしてました。
「もっと音楽に奥行きを」(初めてなのに、やり方が
わからん、との愛斜堂くんのコメント)「楽器の出だしを
柔らかく」(強くしているのは意図的)「楽器をもっと
重ねた方がよい」等。
 コメントを頂き終わった彼は「大音量で会場で自分の曲が
流れただけでも満足」と言ってました。

 なかなか面白いイベントに参加できて僕は満足でした。
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