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2009年10月30日23:53

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エリザベート・バートリ伯爵夫人をモデルにした映画。



http://www.gothtronic.com/?page=26&reviews=136

http://en.wikipedia.org/wiki/Daughters_of_Darkness

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私が籍を置いている秘密結社の一員、シャルル君はフランス人だがイギリス在住で、幽霊やオカルトに目がない点で、私とは数年来のペンフレンドである。
その彼が今日、興味深いDVDを送ってきてくれた。

「Le Rouge aux lèvres」。

直訳すると「赤い唇」。

英語圏では「Daughters of Darkness」というタイトル。

あのエリザベート・バートリ伯爵夫人をモデルにした映画なのだそうで、吸血鬼マニアでもある私は思わず、おおと感嘆の声をあげた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%88

シャルル君はレズビアンの吸血鬼の物語ですと説明していたが、レズビアンの吸血鬼といえば、即座に、レ・ファニュの「吸血鬼カーミラ」を原作とした映画「血とバラ」が思い出される。

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http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=14559

他にも「バンパイア・ラヴァーズ」という同じくカーミラものがあるが、こちらはよりエロティックに仕上がっていて、幼い私には別物の映画に思えた。

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http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=18848

要するに、私が好きな吸血鬼映画というのは、ヴェルナー・ヘルツォーク監督の「ノスフェラトゥ」を最高峰とするように、雰囲気重視の芸術作品寄りであって、今回の「赤い唇」も隠れた傑作であった。

しかも。

監督のハリー・キュメルは、犬神図書館のレアDVD「マルペルチュイ」の監督でもある。
彼の作風は陰鬱さを美しく撮る、バロック芸術的なところが際だっているので、安心して観ていられた。

予告編をごらんの通り。

コバルトブルーの薄闇をバックに、二人の女性が蝙蝠の翼のごとくマントを広げる様は、はっとするくらいに美しい。

掘り出し物を送ってくれたシャルル君に感謝。
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