mixiユーザー(id:20129719)
2009年06月27日16:24
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草軽電鉄の軌跡【11】嬬恋−上州三原−東三原
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嬬恋駅営業開始の大正8年からその先が開通した15年まで、嬬恋が草軽の終点だった。駅前には草津行きの馬のターミナルがあり、にぎわっていたらしい。当時は運送屋3軒(馬力のことをウンソウと言ったらしい)、旅館3軒、料理屋3軒、商店2軒、映画館1軒があったと記されている。
現在も家が建ち並び、温泉旅館も盛業中だ。その、山田屋温泉旅館は軌道跡をまたぐ様に敷地が広がっていて、古い記述では、宿の部屋から風呂へは線路を渡って行ったそうである。後に聞いた話ではココのご主人は嬬恋駅長をされていたそうである。
駅跡に碑がある
この先、吾妻川を渡るまでの区間は、JR吾妻線と国道144号に吸収されてしまっている。
吾妻川の対岸にようやく遺構を見つける事が出来る。
草軽廃止の原因となった吾妻川橋梁跡�，任△襦�
橋台はわずかに斜め嬬恋側を向いている
水が少ないと橋脚基部がもう一つ見える
川を渡りきったところが上州三原駅だ。当初は新嬬恋といったらしい。
貨物の引込み線もある広大な駅跡は現在は駐車場と群馬銀行になっている。
ここから軌道跡は信号先の細い路地に向かう。
しばらく進むと、スイッチバックの跡�△肪�り着く。東三原駅はこの辺にあった。現在の東三原バス停はスイッチバックの上��になっている。
バス停付近から上州三原側を望む。
軌道跡は現在の道路より一段低いあたりを並走していたものと思われるが、宅地造成などで作りかえられたようだ。スイッチバックの最後の部分だけが急坂なのはそのためだろう。
(続く)
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