得体の知れない存在＝偉大な存在。

マイケル・ジャクソンさんが死亡＝報道
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=879338&media_id=52

マイケルが死んだ。
ＪＢ(ジェームズ・ブラウン)が死んだ時と比べると、私の動揺ぶりは三沢選手の時とほとんど同じレベルだった。
ＪＢはいつか死ぬだろう、いつ死んでもおかしくないという(こちら側の)覚悟があったのだが、マイケルの場合は死んでも冗談抜きで生き返ってきそうな、いい意味での“いかがわしさ”があった。
全く覚悟が出来ていないところへの爆弾投下。
動揺しないわけがない。

マイケル、私にとってマイケルは“今でも黒い”。
特に「スリラー」は小学生時代に何度聴き込んだことか・・・



ムーンウォークも放課後の帰り道で悪友たちとつま先がすりむけるくらいに練習しながら歩いた。
マイケル、あなたは少年時代の私のなかに、いつでも、どこでも存在していた。

それがだんだん失笑するくらいわけのわからない存在になってしまったのは、ガイコツを集め出したというエピソードを聞いてからだ。

過去日記の「されこうべのこと」で触れているが、

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=113261152&owner_id=1640816

マイケルの頭蓋骨コレクターぶりはほんとうにシャレにならないくらいだったらしい。

だから、肌の色を脱色して白くなっていくのは、アレは白人になりたいのではなくて、ガイコツの白さに近づけているのだ、というのが私の見方であった。
その証拠に、サングラスをとった白い顔をほとんど見たことがない。
サングラスはよりされこうべに見せるためのアイテムなのだと・・・

そういう意味では、ほんとうに得体の知れない存在になってしまったマイケル。
だが死んでしまった今。
マイケルがどれだけ偉大な存在であったかが、ひしひしと・・・

それにしても、「スリラー」は今観ても激しくカッコイイ!!

ロング・ロング・グッバイ、マイケル!!!!!