ブラインドが弾ける音……
通る人がみな、窓際に佇んで外を見ている
朝10時。
東京で降っていた雨が、雪に変わりだしたのだった
関東では、「雪が降る」というのはちょっとしたイベントだ
まして積もるというのは、
新聞の1面を飾るほどの大事件なのである。
雪は、昼頃にかけて強さを増していったが、
気温が高めだったので積もることはなかった。
都心で約2℃、八王子で約1℃。
気温が1℃未満になると、勢いよく積もりだすことが多い。
そして、今朝9時の上空の気温です。
青い線(上空1500メートルで0℃線)が、雨に雪が混じる目安、
赤い線(上空1500メートルでマイナス6℃)は、がんがん積もる目安。
今回は、
この絵を「素直に」読んだとおりの状況になってくれた。
「素直に」読めず、予報官を泣かせる状況も少なくない。
今週になって、グズグズ天気が続いていたが、
それは「菜種梅雨」がはっきりしているためである
大雑把には、
夏が春をグイグイ押してできる一般の「梅雨」に対して、
春が冬をグイグイ押してできるのが「菜種梅雨」。
東京で頻繁に雪が降るのも、菜種梅雨の時期だ。
東京の雪は、春のシグナルなのである
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