mixiユーザー(id:1640816)

2010年05月10日16:11

199 view

睡眠不足に効く照明。

私の睡眠時間は平均して一日三時間である。
若い頃は根性で乗り切ったと思っていたのだが、先月の健康診断の結果が返ってきて、糖尿など内臓疾患のケはないけれども、信じられないくらい高血圧だから、引き続き改善に努めなさいと。
私はガマン強いタイプだけれども、根っこは江戸っ子だけあって、すぐ頭に血がのぼるタイプで、喧嘩っ早い。
それに私と一緒に歩いたことのある人ならお分かりのように、置いてきぼりにしかねないほど、せかせかと歩くたちである(ずっと向こうでのんびり待っているのを見て、ある人は軽く殺意を覚えたくらいだそうである)。
おまけにお風呂も限りなく五十度に近い湯を好む。
まさに高血圧そのものが歩いているような見本で、超甘党とくれば、いつ突然死をしてもおかしくないとお医者先生から注意されて、練乳とカルピス原液を飲み干すのだけはスッパリやめたのだが、まだまだ足りないようで、過酷なダイエットを始めた最大の理由が「高血圧体質改善」であった。

でも。
ダイエットが成功しても、睡眠が不十分なままだと、血圧は完全に改善されないと健康オタクのミスラ君に言われて(ミスラ君は手製のインド風ヨーグルトを食べているのだが、市販の牛乳を腐らせただけの代物なので私だけは食べるのを拒否している)、睡眠改善にも力を入れることにした。

まず。
私が長い時間眠らないのは、眠れないからで、その理由がズバリ怖いからである。
別に「エルム街の悪夢」ではないのだけれど、人一倍想像力が発達している脳を持っていると、深く眠った瞬間、目のなかから恐ろしい姿をした魔物が飛び出してきて、心のなかでありとあらゆる超自然現象を引き起こす・・・幼少の頃からずっとこうした悪夢に悩まされてきたので、獣のように身体は休んでいても本能だけはずっと起きたままという眠り方をするようになったのであった。

しかし、人が大勢いるなかでは安心して眠れるため、修学旅行や合宿などでは、文字通り死んだように眠れた。それは実に五体に染み渡るような健やかさをもたらしてくれたのだが、周囲には睡眠不足をもたらした。私の割れ鐘が鳴るようないびきのせいである。
高校の時は布団のまま運び出され、廊下に追放されたくらい、耳障りなものであったらしい。

少女や少年に添い寝をしてもらう現在は、大いびきはかかなくなったようだが、その代わり、びっくりするような寝言を呟いたり、囁いたりするので、ギョッとさせられるそうである。

あれやこれやと自分の睡眠事情を思い浮かべていると、一人でも死んだように眠れたことがあったことを思い出した。
それは照明の具合で、いつも真っ暗にするか、こうこうと明るくするかで休んでいる私をあっという間に眠らせた幻惑の灯り・・・
即ち、提灯である。

フォト


それも盆提灯で、大内行灯という置くタイプのやつが隣の部屋の真ん中でゆらゆらと回りながら輝くのを眺めながら、ふっと眠りに落ちた子供の頃を思い出し・・・

フォト


早速、お寺から盆提灯を持ち帰り、ベッドに横たわる前に隣の和室の真ん中に盆提灯をつけて、ベッドの上でじーと眺めてみた。
すると、どうであろう。
気がつくと朝の六時に寝て、起きたのがお昼の二時前である。八時間近く眠りこけていたわけで、こんなにたっぷり寝たのは友人との温泉旅行以来(この時も友人たちからいびきで苦情を言われた)ではないかと。

私の場合は盆提灯がてきめんに効いたわけだが、人によっては霊を呼び寄せかねないので遠慮してしまうであろう。
だから、私はみなさんにオススメする照明は、間接照明がいいと申し上げる。

でも。

オシャレなフロアランプとか和風ペンダントとか、色々なインテリアを試してみたまえ。
私は断言するが、くるくると回ってくれもする盆提灯ほどの効き目はない。もし肩を並べるものがあるとしたら、それは昔ながらの幻灯機である。



入眠への誘い水として。
ゆめまぼろしほど、最上のものはないだろう。

0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2010年05月>
日 月 火 水 木 金 土
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031