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2026年07月23日22:35

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声楽発声ではなく地声発声で失格(7049)

第6回国際声楽コンクール東京の大阪第二地区大会(7月20日)の結果を見ていて、気になる記載があった。欄外に、「不合格者のうち一名は、声楽発声ではなく地声発声で全曲を歌ったので失格とした」とある。これまで、審査結果に「5%減点」などと記載された例は見たことがあるが、「声楽発声ではない」という理由で失格になったケースは見たことがない。

そもそも、声楽コンクールにおける「声楽発声」とは何なのだろう。どこからが声楽発声で、どこからが地声発声なのか、その基準がよくわからない。声楽の発声だからといって地声をまったく使わないわけではない。特に男声の場合、低音域では胸声的な発声を使うのが普通だろう。逆に、声楽的に聞こえる声を出していても、喉を締めた不自然な発声ということもある。つまり、「地声っぽい声」だから即、声楽発声ではないという単純な話ではないはずだ。

ミュージカル部門なども含めて当日のプログラムを調べてみると、不合格で該当するのは愛好者B部門の「荒城の月」か、高校生・大学生部門の出場者ではないかと思われる。高校生・大学生が全曲を地声で歌う可能性は低いように思うので、「荒城の月」の出場者なのかもしれない。もちろん、これは結果表とプログラムからの推測にすぎない。公式ホームページで確認できるのは結果だけなので、実際にどのような歌唱だったのかはわからない。

ただ、もし「声楽発声ではない」という理由で失格にするのであれば、そもそも「声楽発声」とは何なのか、その基準はどこにあるのかが気になる。通常なら、発声に問題があれば、そのことも含めて歌唱全体を評価し、点数が合格ラインに届かなければ不合格になる、というのが自然だ。

それを「声楽発声ではないから失格」とするのは、単に歌唱の評価が低かったということではなく、「そもそも声楽部門の歌唱として審査する対象ではない」と判断したということになる。かなり強い判断である。

次のレッスンで、師匠にこの話を聞いてみようと思う。「声楽発声と地声発声の境界はどこにあるのか」「自分の歌い方はどのように評価されるのか」である。

https://ivctokyo.com/ivc/wp-content/uploads/20260720_W2_results.pdf



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